「なんでもかんでも機械で出来る」という感覚や、そういった機械を発明しようという精神は、とても怖い感覚で、無神経… というエントリを拝見しました。アメリカでビッグ3と言われる自動車会社がありますが、その1つであるフォード社。その創業者たるヘンリー・フォード氏の自伝「藁のハンドル」にはまさしく「なんでもかんでも機械で出来る」ようにするためにどうしたらよいか、というフォード氏の考えが述べられています。フォードに納入するベアリング製造会社の社長だったアルフレッド・スローンはGM社の社長に、GM社の子会社であるビュイック社の社長をしつつ、デュラント時代のGM社に経営参画していたウォルター・クライスラーはGM社のドアを蹴飛ばして独立し、クライスラー社を興します。 チャーリーチャップリンの「モダンタイムズ」にもあるように機械に振り回される人間たちの姿はまさしく「なんでもかんでも機械で出来ると思うなよ」と