米Intelは6日(米国時間)、オープンソースの画像処理用ライブラリ「OpenCV 1.0」を正式にリリースした。対応プラットフォームはWindowsのほか、LinuxやMac OS XなどのPC UNIX。ソースコードにはBSDライセンスが適用され、自由な改変および再配布が許される。 今回公開されたOpenCV 1.0は、1999年のプロジェクト開始以来、はじめての安定版リリース。安定性が向上したほか、64ビット環境のWindows(Win64)のサポート改善、Pythonインタフェースの改良など、2005年7月リリースのベータ第5版に大幅な修正が加えられている。 Mac OS Xへの対応も強化され、他のPC UNIXではGTK+に依存する機能がCarbonに、FFMPEGに依存する機能がQuickTimeに置き換えられようになったほか、デフォルトの設定でユニバーサルバイナリが生成される