本日公表された『平成24年版厚生労働白書』は、第1部が「社会保障を考える」と題して、社会政策の根本論から説き起こして、福祉レジーム論や国際比較などを取り混ぜながら、社会保障改革の方向を検討する内容となっており、これはもう、そこらの凡百のろくでもない社会保障論もどきをちらりとでも読んでる暇があったら、これを教科書として熟読玩味した方が百万倍役に立つというものになっています。 http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/index.html 第1部 社会保障を考える はじめに(1~4ページ) [644KB] 第1章 なぜ社会保障は重要か(5~18ページ) [1,397KB] 第1節 社会保障の誕生 第2節 社会保障の発展 第3節 社会保障の「見直し」と再認識 第4節 日本の社会保障はどうだったのか 第2章 社会保障と関連する理念や哲学(1