5日、麻生太郎総理は衆議院予算委員会で、一昨年の民営化に伴い四分社化された日本郵政グループの経営形態について、四分社化体制の見直しが必要との考えを示した。(筒井信隆議員(民主党)の質問に対し、「四つに分断した形が本当に効率としていいのか。もう一回見直すべき時にきているのではないか」と答弁。採算性やサービス向上の観点から見直しが必要との考えを示した。) 麻生太郎総理がカイカク利権勢力の圧力に負けずに久々に勇気ある発言をしたなと感心したら、同日夜、総理官邸で記者団に対し「(政府の)郵政民営化委員会の答えを受け取るのがわたしの立場だ。(見直し)内容について、わたしがこうしろああしろと言う立場にはない」と述べ、予算委での発言を修正、事実上取り消した。まことに残念であった。 ところで、「かんぽの宿」の疑惑が一部週刊誌等で報じられているがこの問題は今後どうなるのであろうか。リクルート事件を上回る戦後最
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