〈「麻原彰晃みたいと笑われて…」ヘッドキャップをかぶせた“5歳の我が子”を繰り返し畳に叩きつけた‟子殺し母”の「悪魔のカウントダウン」《埼玉本庄5歳児虐待死事件》〉 から続く 【画像】ひどすぎる虐待で命を落とした歩夢くんと手をくだした母親 2022年3月、埼玉県本庄市の借家の床下から虐待死した柿本歩夢くん(当時5)の遺体が発見された事件は、実母の柿本知香(31)、無職の丹羽洋樹(36)と石井陽子(55)――3被告のうち、知香と丹羽の公判がさいたま地裁で行われている。歩夢くんは、なぜ命を落としたのか。法廷では、3人の大人が寄ってたかって5歳児を死に追いやった傷害致死、死体遺棄事件の全貌が詳らかになった。( 最初 から読む) ◆◆◆ 大阪府出身の知香は、実家の家族に結婚に反対され、駆け落ちして本庄市の男性と一緒になった。だが、夫のDVやギャンブル癖による借金に苦しみ、歩夢くんを連れて逃げ出した