スマートフォンに押されて不振が続いていたデジタルカメラの市場は、復活の兆しが出ています。カメラメーカーの間では、SNSに投稿する写真にこだわる若者向けに、新製品の投入を強化するなど競争が再び激しくなっています。 新しい機種は、大型の画像センサーを搭載し、一眼レフ並みの高画質の写真を撮影できるという高級機種のラインナップで、その第1弾として、価格が44万円前後の新製品を来月発売します。 ミラーレスカメラの分野では、「ソニー」が高級機種の投入で先行していますが、「キヤノン」が年内に新たな機種を発表する予定で、「富士フイルム」もミラーレスカメラ向けの交換レンズの生産能力を今の1.7倍に拡大することを決めています。 デジタルカメラの市場は、スマートフォンに押されて不振が続いていました。 しかし、いわゆる「インスタ映え」など、SNSに投稿する写真にこだわる若者を中心に、高機能のミラーレスカメラなどの