カプセルトイが“ぐるぐる”と回されている。玩具業界紙『トイジャーナル』の調べによると、カプセル玩具の市場はここ20年ほど、200億~330億円で推移してきたが、2019年度に400億円を超えた。ブームの背景に「コップのフチ子」などの人気キャラが出てきたり、大人向けの商品が出てきたり、専門店がじわじわ出店したりがある。 「そーいえば、駅の改札あたりでもよく見かけるようになったなあ」「商業施設では子どもだけでなく、大人もよく買ってるよ」と思われかもしれないが、この勢いは空港のナカでもザワついていることをご存じだろうか。 例えば、羽田空港。第1ターミナルの地下1階スペースにも、20台ほどの自販機が並んでいるわけだが、そこの近くにちょっとユニークなカプセルトイが登場し、航空ファンを中心に話題になっているのだ。マシーンを設置したのは、日本航空(JAL)である。 航空会社がカプセルトイ事業に進出!?―