サブスクリプション(以下、サブスク)などメディアビジネスで必要とされる各種機能をワンストップで提供する「Piano」(本社・アムステルダム)が、2022年度版「サブスクリプション・パフォーマンス・ベンチマーク・レポート」を公開した。このレポートは、国内外550社以上でサービス利用されている同社が、月間約1400億ページビュー(PV)、約92億ユニークユーザー(UU)におよぶデータを分析し、サブスクビジネスにおける顧客行動について独自の洞察を導き出したもの。本稿では、PIANO Japan代表取締役の塩谷亮氏に、本レポートの注目ポイントや日本市場の特徴について話を聞いた。(Media×Tech編集部) ローンチして終わりではない ーーこのレポートは、2021年から毎年公開されています。どういう意図で公開し始めたのでしょうか。 きっかけはコロナです。その前から欧米メディアの有料会員数は伸び始め