エロカルチャー 2012年08月06日 「トラウマテクノポップ」を標榜するアーバンギャルドが、7月に「アーバンギャルドの病めるアイドル五番勝負!!!!!」と題して、旬のアイドル5組と対バンするライヴを行った。対決に指名されて勝負を受けたのは、BiS、でんぱ組inc.、Negicco、バニラビーンズ、ぱすぽ☆(出演順)。ふだんはバンドとの対バンが多いアーバンギャルドが、アイドルばかりと対バンするというまさに異例の企画だ。 この企画に対しては、インターネット上でも「アイドルブームに便乗していて嫌悪感しか覚えない」といった厳しい意見も出ていた。しかしアーバンギャルドは、先行した6月の「病めるアイドルを探せ!ツアー」の冒頭で新曲「病めるアイドル」を5人で踊りだし、演奏しないまま1曲でステージを退場して(いわゆる本編は『アンコール』扱いだった)、見る者に衝撃を与えていた。彼らもまたすでに「アイドル」
到達点がどこにあるのかはグループのみぞ知る。されど、ひとつひとつのステージやリリースはアーバンギャルドにとって、まだまだ挑みの道中にあり、守りの活動ではなく、攻めの活動がゆえに、そのステージやリリースは見る人の心を揺さぶるものがある。渋谷AXのステージもグループにとっては挑戦の過程にあり、最初から最後まで全力疾走。細部に至るまで緊張の糸が緩まることはなく、途中、客席からの立ち入りハプニングなどにも見舞われたが、その完成度は落ちることなく最後まで持続し続けた。決して無にすまいという気迫すら伝わって来た。 水玉をコンセプトとした浜崎容子さんの衣装は様々なスタイリストやデザイナーとのコラボレーションの中で、よりパワーアップしてここでも目をひいたし、ヴォーカリストとしての趣き、洗練感もステージの回を重ねるごとに進化している。ショーの手綱を握るのは松永天馬さんだが、ワンマンという長い持ち時間も、まっ
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