Linuxプロジェクトの中心人物であるLinus Torvalds氏は、間もなく発表される「GNU General Public License version 3」(GPLv3)は採用する価値があるとの確信を同氏に抱かせる可能性のあるものをついに発見した。それは、Solarisのオープンソース版である「OpenSolaris」だ。 Torvalds氏は米国時間6月10日、Linuxカーネルのメーリングリストに投稿したコメントで、「仮にSun(Microsystems)が本当にGPLv3の下でOpenSolarisをリリースするのであれば、(LinuxをGPLv3に移行させる)十分な理由となりうる」と述べ、さらに次のように続けた。「GPLv3が(GPLv)2ほど優れたライセンスだとは思わないが、一方で、私は実用主義者だ。仮に2つのカーネルを2つの異なるライセンスの下で所有し、それにより生じ