「ご連絡が遅くなり申しわけありません」 は正しい表現です。 「ご連絡」を尊敬語と誤解される方が多いのですが、 「お(名詞)」や「ご(名詞)」は丁寧表現で、相手の行動にも、自分の行動にも使えます。 「すぐ、お調べいたします」などの謙譲表現はご存じですね。 自分が神社に参るのも「お参りしました」です。 上司に自分が報告するのも「ご報告します」です。 自分が電話するのも「お電話いたします」です。 以下の表現を確認してください。 1、[尊敬語]「お(ご)+動詞の連用形+になる」 例文、先生がお書きになりました。 例文、先生がご報告になりました。 2、[謙譲語]「お(ご)+動詞の連用形+する(いたす)」 例文、私がお書きします(いたします)。 例文、私がご報告します(いたします)。 この2のように「お(ご)」は自らの行動の謙譲表現としても使われるのです。