東京ビッグサイトで「産業用バーチャルリアリティ展」(IVR 2005)が開幕した。“産業用”などというと、お堅いイメージを持ちそうだが、アミューズメントだって“産業”だ。IVR 2005には、人を楽しませるための仮想現実がたくさん展示されている。 中でも、展示会場の入り口近くにブースを構えるソリッドレイ研究所は相当ユニークだ。会場に入ると、いきなり奇妙な光景に出くわすことになる。 展示ステージの上では、両手にスティックを持った男性がドラムを演奏する“真似”をしていた。すると、後ろの大型ディスプレイでは、CGで作られた“骸骨”が男性の動きを真似るようにドラムを叩く。どうやらモーションキャプチャーのデモンストレーションらしいが、周囲にビデオカメラのような物は見あたらず、その代わり、デモンストレーターの腕にセンサーのようなものが付けられていた。 この製品は、ソリッドレイ研究所の新製品で「マッスル
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