米ツイッターはここ数カ月に、招待制の音声交流サイト(SNS)アプリ「クラブハウス」の買収に向けて協議していた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。 部外秘情報であることを理由に匿名で語った関係者によると、双方はクラブハウスの価値を約40億ドル(約4400億円)と評価する可能性について話し合っていた。交渉はもはや行われていないが、その理由は不明だという。 ツイッターの広報担当者はコメントを控えた。クラブハウスの担当者にもコメントを求めたが、これまで返答は得られていない。 ブルームバーグ・ニュースは今週に入り、クラブハウスを運営するアルファ・エクスプロレーションが、企業価値を約40億ドルと評価して新たな資金調達を交渉していると報じていた。ツイッターとの協議が進展しなかった後、クラブハウスは代わりにその評価額での資金調達が妥当かどうかを検討し始めた。