2022年最後のブログになります。今年は新型コロナウイルス感染症対策の移動制限が緩和されつつあることもあり、私も久しぶりに海外に出たりしました。しかし公共交通の利用者は完全に回復してはおらず、厳しい状況が続いています。そんな中で最近、コロナ禍が始まった頃にここで提案した「量から質への転換」を具現化したような移動を体験できました。近畿日本鉄道(近鉄)が名古屋と大阪を結ぶ名阪特急として運行している「ひのとり」です。 当日は大阪難波から東京の自宅に戻るつもりでした。通常は大阪メトロ御堂筋線で新大阪駅に向かい、東海道新幹線を利用するところです。しかし以前からひのとりが気になっていたので難波から乗車。名古屋で新幹線に乗り継ぐことにしました。 所要時間は地下鉄を含めても、新幹線のほうが1時間ほど短くなりますが、費用は普通車指定席で比べると、のぞみの3分の2ぐらいで収まります。速さを取るか安さをを取るか