口内炎の症状は、口内炎の原因や、口内炎のできる場所、程度によって異なります。基本的な症状は、痛みや出血、腫れ、飲食時にしみる、物が飲み込みにくい、味覚が変わる、口の中が乾燥する、口が動かしづらいなどです。口内炎が歯の当たる場所にできれば、会話や飲食などで口を動かすたびに痛みますし、のどの近くにできれば、物を飲み込んだり、あくびをするだけで、しみたり痛みを感じます。また、舌や唇近くなどにできる場合もあり、口内炎が治るまで、1日中憂鬱になることもあるでしょう。 口内炎には、いろいろな種類があり、種類によって、症状の現われ方が異なります。最も多くみられるアフタ性口内炎では、円形または、楕円形の潰瘍ができます。潰瘍は中央がややくぼんでおり、表面は白っぽくなりますが、周りは赤くなります。アレルギー性口内炎やニコチン性口内炎でも、同じような症状が現れます。その他では、カタル性口内炎では、口の中の粘膜が