全国に330施設以上の有料老人ホームを運営しているベネッセスタイルケアの社内シンクタンク(研究機関)である「ベネッセ シニア・介護研究所」の研究員が、介護に関する調査・研究のトレンドや最新情報など、介護現場で活躍されている方に向けて、役立つ情報を発信する連載コラム。第4回目の本記事では、介護現場における意思決定支援についてわかりやすく解説します。 高齢者の意思決定とは 私たちの日々の生活は、意思決定(決断)の積み重ねで成り立っているといえます。今日は何を着て出かけようか、ランチは何を食べようかなど、ささやかな喜びを生み出すことから、体の負担が大きい手術をするかどうかなどの重くて難しいことまで、私たちはあらゆる場面で意思決定をしています。 意思決定をするためには目の前の情報を理解し、それを自分のことに置き換えて考え、自分の状況や思いに照らし合わせて選択し、決断したことを相手に伝えなければなり
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