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JST(理事長 沖村憲樹)と独立行政法人理化学研究所(理事長 野依良治)は、遺伝子改変マウスの大脳皮質を構成する抑制性神経細胞と興奮性神経細胞それぞれの活動を同時に観察する新たな手法の開発に成功しました。また本手法を用いて、大脳皮質視覚野(注1)の抑制性神経細胞と興奮性神経細胞を観察したところ、視覚刺激に対する反応に大きな違いがあることを見出しました。 大脳皮質視覚野では、与えられた視覚刺激の中で特定の方位(傾き)の刺激にのみ反応するという方位選択性(注2)を持つ神経細胞が存在することが知られており、脳は特徴選択的(注3)に情報処理を行うという概念が成立しています。しかし、どのようなメカニズムによって特徴選択性ができるのか、といった疑問は脳科学における大きな謎の一つとして残っていました。 本研究チームは、生きたままの動物の大脳皮質視覚野で興奮性神経細胞と抑制性神経細胞の光刺激に対する反応を
平成19年2月20日 科学技術振興機構(JST) 電話(03)5214-8404(広報ポータル部広報室) 三菱化学生命科学研究所 電話(042)724-6248(広報担当) 自然科学研究機構生理学研究所 電話(0564)-55-7123(企画評価係) JST(理事長 沖村憲樹)、三菱化学生命科学研究所(所長 関谷剛男)、自然科学研究機構生理学研究所(所長 水野昇)は、脳神経内のレール上に神経伝達物質の輸送をコントロールするための複数個のグルタミン酸が鎖状に連なった道路標識のようなものがあり、その標識が脳内の情報伝達に大変重要な役割を担っていることを発見しました。 私たち人間を含む生物の脳内には、神経細胞から伸びる細長い線維が無数に張り巡らされています。この線維の中に物質を運ぶためのレールが存在し、その上を運び屋タンパク質(注1)が神経伝達物質の入る小胞を運んで移動していきます。レール上には
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