44話は、レジーナ説得シリーズのラスト。六花の番です。 発注の段階では、マナと六花が珍しく喧嘩をしてしまうけれど、プリキュアを分断して倒そうとするレジーナが介入したおかげで、二人は友情を再確認するというお話でした。それが準備稿の段階で喧嘩の要素がほぼ消えて「離れ離れになっても二人は心で結ばれている」という筋書きになりました。 「愛してる」という台詞は、準備稿の段階ではマナメモの一回だけです。それが「六花側もマナに台詞で気持ちを返すべきだ!」「いや、いくら相手がマナでも六花の性格からして面と向かって言うハズがない!」「では心の声で…」という白熱したディスカッションを経て六花の台詞が追加され、更に「最後は六花とレジーナで本音をぶつけあうのはどうだ!」「それをたまたまマナが聞いて…」「それは恥ずかしい! 採用!!」という、本読みに参加していたスタッフ全員のベクトルが揃った結果、ああいうシーンが生