デリー市内に住むプラディープ・アナンドさん(33歳)はインク業界向けコンサルタントとして働く。月収8万ルピー(約12万円)。一般的な定義に従えば、インドの中間層は世帯年収20万ルピー(約30万円)から100万ルピー(約150万円)。アナンド家は中間層でも上位クラスに相当する。 同居家族は主婦の妻(30歳)と11歳になる息子、そして65歳の父親。集合住宅のワンフロアを占める同家には、4つの寝室がある。インドではワンルームアパートに住んでいる世帯が多いことを考えれば、余裕のある間取りと言える。 愛車はマルチ・スズキのワゴンR。これに乗って郊外型ショッピングモールに出かけるのが余暇の典型的な過ごし方だ。月に3~4回は家族で食事に出かける。インド料理はもちろん、息子が好きだという中華料理も食べに行く。 多くのインド人が憧れそうな生活だが、家の中を覗くと日本の感覚で見れば“まだ持っていないもの”が多
ナウで世界一周旅行に出ている日本人は推定3000人と言われるぐらい、密かに世界一周ブームな訳ですが、バックパッカ―経験のない初心者がいきなり世界一周に出たらどんなことが待ち受けているのかという367日の全記録です。 皆さんこんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、現在タイのバンコクにいます。僕の旅も残すところあと3日となりました。 この連載も今回が最終回ということで、少しでも旅行気分を味わっていただきたいと思い、旅のまとめを地域ごとに2~3トピックスづつ時系列でお送りします。 メインのバックパックはマム―ト(最大65リットル) サブバックを前に抱えてこんな感じで旅をしていました 2011年7月15日。早朝、空港へ向かう心境としては「俺本当に行っちゃうんだ」と思ったら笑いが込み上げてきたといった普通ではない感じです。 茨城空港から春秋航空にて最初の目的地・上海へ。 2011
インド・チェンナイからバンガロールに向かう国内線のロビーにある書店で、『ONE NIGHT @ THE CALL CENTRE』(コールセンターの一夜)という本を買った。インド人の好きそうなブルーの表紙がきれいで、わたしのいるIT業界に関係していそうだし、裏表紙の説明を見たらとても面白そうだった。英語の小説をバシバシ読めるわたしではないのだが、気がついたらレジに運んでいた。 『ONE NIGHT @ THE CALL CENTER (Film Tie-in Edition)』、Chetan著 Bhagat、Paperbound 刊、ISBN_PB: 9788129108180 “インドの村上春樹”と言ったら違っているのかもしれないが、ベストセラー作家が書いたものだというのも気になる。それで、裏表紙にどんなことが書いてあったのかというと、だいたい次のようなことである。 「2004年冬、わたし
アジャンター石窟群は、インドのマハラーシュートラ州北部、ワゴーラー川湾曲部を囲む断崖を550mにわたって断続的にくりぬいて築かれた大小30の石窟で構成される古代の仏教石窟寺院群。 1815年、ハイダラーバード藩王国の藩王に招かれて狩猟に参加していたイギリス人士官ジョン・スミスが虎狩りをしていたときに、巨大な虎に襲われてワゴーラー渓谷に逃げ込んだ際、断崖に細かな装飾が施された馬蹄形の窓のようなものを見つけたことが発見の契機となったそうだ。ジョン・スミスは、アジャンターの石窟寺院を発見したとき、廃墟化しコウモリの棲家になっていたのちの第10石窟に自分の名前を記したという。 Kuriositas: The Ajanta Caves Ancient Temples Carved from Rock 入口柱や天井にミトゥナ像や飛天、蓮華や鳥獣の画像が描かれたりレリーフとして刻まれたりしている。またこ
日本のオフショア開発の主な依頼先は中国だが、世界的に見ればインドが最大であろう。英語がネイティブで使えることや、高い数学の能力を持っていることからプログラム開発に適している。また、臆することなく海外に飛び出して、異国でたくましく生きるバイタリティもある国民だ。筆者の知人のインド人エンジニアGさんもその一人といえる。 Gさんは、インドのベンチャー企業の日本支社に所属するエンジニアである。数年前に、あるセミナーで同席したのが縁で知り合った。Gさんはセミナーでも達者な日本語でユニークな質問をしていたので、筆者は興味を持ち、散会後に声をかけたのだ。わずかな時間の会話だったが意気投合し、近いうちに会おうと言って別れた。会社に戻ってメールを開くと、なんと早速Gさんから、お礼と面談日時の設定依頼が来ているではないか。日本の優秀な営業パーソン顔負けのスピード感である。 しばらくして、旧知のWeb制作会社か
雑記 | 01:11 | フィリピンへの出張から帰ってきた知人に、フィリピンがインドからコールセンターの仕事を奪って、成長を謳歌していると聞いた。調べてみたところ、今年はフィリピンがコールセンター売上で首位に立つ見通しだとわかった。 1.フィリピンがコールセンターで首位に2000年以降、インドが欧米企業のコールセンターをはじめとするビジネス・プロセス・アウトソーシング(以下、BPO)の拠点となって成長してきたことは、ネットワーク化とグローバル化の象徴のようにいわれてきた。インドのBPO産業は、今年の売上高124億ドル(1兆円)、300万人を雇用する一大産業となっている。 そのコールセンター事業の拠点が、最近はインドからフィリピンにシフトしている。米系BPO企業大手エベレスト・グループの調査機関・エベレスト研究所によると、フィリピンのコールセンター売上高は、今年57億ドルに達し、インドの55
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インドオフショア開発は国内開発と違い、物理的な距離や文化の違いなどから、開発過程において“見えにくい点”が数多く存在する。今回は、この見えにくい点をどう見える化するかについて説明する。 さまざまな文化が異なっているインドオフショア開発。インドオフショア開発は日本国内開発と比較すると、問題をもたらす要素が多く潜在しています。 つまり、インドオフショア開発を成功に導くためには、この要素をどのように危機管理するかが重要なポイントとなります。今回はインドオフショア開発において、見えにくい要素の危機管理=見える化について説明します。 インドオフショア開発は国内開発と比べて見えない部分が多い まず初めに認識するべきなのは、「インドオフショア開発は国内開発と比較すると見えにくい要素が多い」という点です。 原因としては、「物理的な距離」「商習慣の違い」「文化的な違い」「言語の違い」などが挙げられます。 例
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