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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (71)

  • 謎だった家畜ウマの起源、ついに特定

    内モンゴル自治区西ウジムチン旗にある繁殖センターの文化紹介イベントで疾走する馬の群れ (PHOTOGRAPH BY PENG YUAN/XINHUA VIA GETTY) 数千年前から、ウマは世界中の社会で重要な役割を果たしてきた。古代から耕作に力を貸し、人々を短い時間で遠くへと運び、戦場では兵士に闘いにおける優位性をもたらした。こうしたことを分かっていても、では家畜ウマはどこから来たのかというシンプルな疑問には、専門家はずっと頭を悩ませてきた。 最近、2つの大陸の100人以上の専門家の尽力で、その謎がようやく解けたようだ。家畜ウマのルーツは「ロシア南部」にあるという答えにたどりついたのだ。 アナトリア半島(小アジア)、イベリア半島、ユーラシア大陸のステップ地帯西部という3つの地域のいずれかが家畜ウマのルーツとして有望視され論議されてきたが、今回の発見で、その起源は、ユーラシアステップ地帯

    謎だった家畜ウマの起源、ついに特定
    goldhead
    goldhead 2021/10/27
    ファラリス→ファロス→ネアルコ→ナスルーラ→グレイソヴリン→ドン→サクラシンゲキ。/"現在のボルガ・ドン運河周辺に住んでいた古代の人々は家畜用のウマを繁殖させると、ウマとともに新天地へと移動を始めた"
  • 「LGBT」から「LGBTQIA+」へ、言葉が長くなってきた理由

    1990年代、レズビアン、ゲイ、バイセクシャルの活動家は自分たちのコミュニティーを表現するため、LGBという頭文字を採用した。以来、この言葉はより包括的なものへと拡大している。これを可能にしたのは、1975年に米国ボストンでプライド・パレードに参加した、写真の活動家たちのような人々だ。(PHOTOGRAPH BY SPENCER GRANT, GETTY IMAGES) 10月は、米国ではLGBT歴史月間だ。あるいは、LGBTQ歴史月間だという人、いやLGBTQIA+歴史月間だという人もいるかもしれない。 レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア、クエスチョニング、インターセックス、アセクシャルなど、コミュニティーを表す言葉はとても幅広い。多様な性自認やジェンダー表現に対する理解、認識、受容が進むにつれて、コミュニティーの頭文字を並べた言葉(アクロニム)も長くなってきた

    「LGBT」から「LGBTQIA+」へ、言葉が長くなってきた理由
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    goldhead 2021/10/22
    人間というか生物全般の性別なんてのは元来曖昧なものだ、ということを一語で表わせ……られないからこうなっているのか。
  • 小惑星ベンヌ、地球に衝突する確率が上昇、なぜ?

    小惑星ベンヌ。ベンヌが今後300年以内に地球に衝突する可能性は依然として低いものの、米航空宇宙局(NASA)の科学者たちは、その確率がこれまで考えられていたよりもわずかに高いことを明らかにした。(VISUALIZATION BY KEL ELKINS, NASA GODDARD SPACE FLIGHT CENTER) コマのような形をした岩だらけの小惑星ベンヌは、何億年もの間、ほぼひとりぼっちで太陽の周りを回ってきた。直径約500mのベンヌが地球に差し迫った脅威を与えることはない。だが数百年後には、地球に衝突する可能性がわずかにある。 8月10日付けで学術誌「Icarus」に掲載された論文で、科学者たちはまず米航空宇宙局(NASA)の小惑星探査機「オシリス・レックス」のデータを用いてベンヌの軌道を正確に計算した。さらに、現在から西暦2300年までについて、地球に衝突する危険性を分析した結

    小惑星ベンヌ、地球に衝突する確率が上昇、なぜ?
    goldhead
    goldhead 2021/08/19
    "衝突する確率が最も高い日は2182年9月24日火曜日の午後(協定世界時)で、その確率はおよそ2700分の1(0.037%)だ"
  • 鳥が謎の大量死、まれに見る規模、米東海岸で進行中

    6月13日、米国ワシントンD.C.の野生動物リハビリ施設シティー・ワイルドライフで診察を受けるアオカケスの幼鳥。謎の病気で目が見えなくなっており、後に安楽死させられた。米国東海岸では数千羽の鳥が同様の病気にかかっている。(PHOTOGRAPH BY BELINDA BURWELL D.V.M.) 米国のスミソニアン渡り鳥センターの渡り鳥生態学者ブライアン・エバンズ氏が、ワシントンD.C.の各地で鳥が死んでいるという情報を初めて耳にしたのは5月中旬だった。このときはほとんど気にしていなかったという。春に鳥が死ぬのはよくあることだ。小鳥の幼鳥のうち夏まで生き残るのは30%程度と言われている。 5月28日、エバンズ氏が庭仕事をしていると、近所の人が、道端で病気の鳥を見たと話しかけてきた。鳥は目が見えないようで、震えており、近寄っても動かなかったという。「これは異常だと感じました」とエバンズ氏は言

    鳥が謎の大量死、まれに見る規模、米東海岸で進行中
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    goldhead 2021/07/21
    "続々と運び込まれ、死にゆく鳥たち"
  • “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気

    オランダに作られたミニ森林。同様の森林作りは、世界中に広がりつつある。(PHOTOGRAPH BY IVN NATUUREDUCATIE) ある暖かい6月の午後、オランダの町ユトレヒトでは、ニレとヤナギの茂みでカササギが鳴き、葉の上を甲虫が這っていた。すぐ隣には18階建てのビルが建ち、電車の線路が走っている。ここは、「ムジークプレイン(音楽の広場)」と名付けられた小さな人工森林だ。広さは、近くにあるバスケットボールコートとさほど変わらない。2018年に木が植えられる前は駐車場だった。 同じような「ミニ森林」は、オランダ全土で144カ所に作られ、ユトレヒトだけでも7カ所にある。同国のミニ森林計画を率いる団体「IVNネイチャー・エデュケーション」によると、2021年末までにその数は200カ所に増える予定だという。 小さな土地を活用してできるミニ森林プロジェクトは、日の植物学者である宮脇昭氏の

    “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気
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    goldhead 2021/06/25
    都市部でミニなら問題ないかな。
  • アカシア、樹液でアリを奴隷に変える

    アリは、アカシアの樹液に含まれる酵素によって糖分依存状態に陥る。 Photograph by Alexander L.Wild 互いに利益を得ながら進化してきたアカシアとアリだが、その相利共生の関係(共進化)には、一方を依存状態に追い込む巧妙な戦略が潜んでいたことがわかった。 中央アメリカでは、アリがアカシアのボディガードの役割を担っている。はびこる雑草を防ぎ樹液を狙う動物から守るアリは、代わりに住処とエサを得る。自然界の代表的な共生関係の1つだ。 しかし、メキシコのシンベスタブ・ウニダード・イラプアト(Cinvestav Unidad Irapuato)研究所のマーティン・ヘイル(Martin Heil)氏は、アカシアの樹液が含む酵素によって、アリがほかの糖源を摂取できないように仕向けられている状況に気付いた。 住処と事を得るアリは、死ぬまで労働を強制されるのである。「受け身で移動でき

    アカシア、樹液でアリを奴隷に変える
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    goldhead 2021/06/15
    アカシアの学名もプリーズ。
  • 米国で競走馬のドーピングが絶えないのはなぜか?

    トレーニングの後、水浴びする、ケンタッキーダービーの優勝馬メディーナスピリット。レース後の検査で禁止薬物の陽性反応が出た。(Photograph by Rob Carr,Getty Images) 2021年5月1日に行われた米国競馬クラシック3冠の第1戦、ケンタッキーダービーで1位になったメディーナスピリットが、レース後の検査で禁止薬物の陽性反応を示した。調教師のボブ・バファート氏は、治療のために抗真菌軟膏を使ったことを認めたが、この軟膏にステロイド抗炎症薬ベタメタゾンが含まれているとは知らなかったと主張した。 米国競馬界では、こうしたスキャンダルが増加傾向にある。2020年、ドーピングに関わったとして米国政府に起訴された調教師、獣医、医薬品販売業者は、25人以上にのぼった。2019年にジョッキークラブが発表した報告書では、サンタアニタパーク競馬場で22頭の競走馬が相次いで死んだことを挙

    米国で競走馬のドーピングが絶えないのはなぜか?
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    goldhead 2021/06/09
    そうやろか? 他の禁止薬物を流してしまうのが問題になっていたのでは、ラテックス。>"しかしフロセミドには利尿作用があるため、馬の体重を減らす効果もある。つまり、より速く走れるようになるのだ"
  • 実は絶滅危惧種のイチョウ、こうして生き延びた

    観光客に人気の中国の四川省にある樹齢1000年のイチョウ。秋に葉を落とす前、イチョウの葉は鮮やかな黄色に染まる。(PHOTOGRAPH BY VCG, GETTY IMAGES) 冬に向けて日々空気が冷たくなり、イチョウの木がその黄色い葉を落としている。(参考記事:「ドローンで撮った世界の紅葉10点」) 最初はゆっくりと、その後は突然に葉を落とし、道を黄色く埋め尽くすイチョウ。しかし、この現象が年々遅くなっていることを、世界の科学者たちは明らかにしつつある。気候変動の兆候だ。(参考記事:「北極は数十年で4℃上昇、温暖化は加速モードに」) 「『イチョウの木の一番の見頃はいつですか』とよく聞かれます。そのときは、10月21日と答えていました」と、300以上のイチョウの木がある米バージニア大学ブランディ実験農園の責任者、デビッド・カー氏は言う。 1997年からこのイチョウ並木を管理しているカー

    実は絶滅危惧種のイチョウ、こうして生き延びた
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    goldhead 2020/12/04
    学名の”Ginkgo”は「銀杏」よな、たしか。
  • クランベリー農家らに危機感、忍び寄る温暖化の足音

    2020年10月、米国マサチューセッツ州カーバーのエッジウッド・ボグ(畑)で、ベルトコンベアからトラックの荷台に落とされるクランベリー。感謝祭の卓を彩る真紅の果実を収穫するため、クランベリー農家の人々は冷たい水をはった畑に入る。(PHOTOGRAPH BY JOHN TLUMACKI, THE BOSTON GLOBE, GETTY IMAGES) エルドリッジ一家が5年前に米マサチューセッツ州ケープコッドの小さな町にあるクランベリー畑を購入したとき、手入れが簡単ではないことはわかっていた。だが、覚悟はできていた。 彼らはクランベリーに絡みつく毒性の強いツタウルシを抜き、水をはった畑ではクランベリーを集める熊手を這い上がってくる蜘蛛を追い払った。寒い夜には、果実を凍らせないためのスプリンクラーをいつでも操作できるよう、畑の横にとめたトラックの中で寝た。 それでも毎年秋の収穫の喜びを思えば

    クランベリー農家らに危機感、忍び寄る温暖化の足音
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    goldhead 2020/12/01
    水はって育てるのか。
  • あの偉人も! こんなにいる郵便局で働いていた米国の著名人

    米国で発行されたエイブラハム・リンカーン大統領(1809〜1865)の切手。1954年11月19日に発行された。(PHOTOGRAPH BY BLANK ARCHIVES, GETTY IMAGES) 米国の著名人には、有名になる前やなった後に郵便局で働いたという人が意外と多い。顔ぶれも実に多彩で、歌手、作家、俳優、スポーツ選手、そして大統領までいる。 エイブラハム・リンカーンはそうした一人だ。作家のリチャード・ライトや、オリンピック金メダリストの競泳選手シャーリー・ババショフ、ウォルト・ディズニー、歌手のジョン・プラインやブリタニー・ハワードも、米国の郵便局で働いたことがある。ノーベル文学賞を受賞したウィリアム・フォークナーにいたっては、勤務怠慢を理由に郵便局長をクビにされたという逸話が残る。 建国以来、米国の郵便局は人々のコミュニケーションの橋渡しをする機能を果たしてきた。そこで働く人

    あの偉人も! こんなにいる郵便局で働いていた米国の著名人
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    goldhead 2020/09/04
    ブコウスキーがまっさきに出てきて『ポストオフィス』まで紹介されるとは。
  • 北極圏の夏の海氷、熱波で7月は最小を記録、15年後には消滅か

    アラスカ州ウトキアグビク(旧バロー)沖の北極海。非常に冬が暖かかった2015年の6月に撮影。(PHOTOGRAPH BY KATIE ORLINSKY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 2020年の7月に北極海を覆っていた海氷は、1979年に人工衛星による観測が開始されて以来、どの年の7月よりも少なかった。これにより、北極海が氷のない夏を迎えるという避けがたい未来に向けて、また一歩進んだことになる。 北極海の海氷は毎年、長く暗い冬の間に海面が凍って拡大する。その面積は3月に最大約1500万平方キロメートルに達し、北極海のほぼ全体を覆い尽くす。氷は夏の間に解けてゆき、最も小さくなるのは9月だ。 1980年代の7月には平均で、米国やカナダの面積にほぼ匹敵する約980万平方キロメートルが氷に覆われていた。対して今年の7月、北極海を覆う海氷の面積はわずか720万平方キロメートル

    北極圏の夏の海氷、熱波で7月は最小を記録、15年後には消滅か
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    goldhead 2020/08/21
    しばらく「海氷」を「海水」と読み間違えてて、意味がわからなかった(どうでもいいですね)。
  • 二足歩行のワニの足跡発見、1.1億年前の新種、韓国

    1億1000万年以上前に生息し、韓国の晋州(チンジュ)層に足跡化石を残したと推定されているワニ形上目バトラコプス・グランディス(Batrachopus grandis)の復元図。(ILLUSTRATION BY ANTHONY ROMILIO, THE UNIVERSITY OF QUEENSLAND, BRISBANE, AUSTRALIA) 1億1000万年以上前の白亜紀には、現在の韓国南部、晋州(チンジュ)市近くの沿岸部は広大な湖に覆われていた。ぬかるんだ湖岸にはカエル、トカゲ、カメ、そして恐竜などがすんでいて、泥に足跡をつけていた。湖の水位が上昇するたびに、こうした足跡に砂が入り、その一部が足跡化石として保存された。 この地域の晋州層という地層からは、これまでに数千個の足跡化石が発見されていると、米コロラド大学デンバー校の古生物学者で、足跡化石などの生痕化石の専門家マーティン・ロッ

    二足歩行のワニの足跡発見、1.1億年前の新種、韓国
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    goldhead 2020/06/16
    足跡が一本点線になるのか。"「一方の足を他方の足のまっすぐ前に出して歩く」"
  • 食料難のハチは葉っぱを傷付けて花を咲かせる、驚きの戦略

    ハチは、理由もなくブンブンと私たちの庭を飛び回っているわけではない。蜜や花粉がたっぷりある花を精査し、訪れた花を仲間に知らせるために匂いの跡を付けていく。 それだけではない。5月21日付の学術誌「Science」に掲載された論文によると、マルハナバチはまだ花が咲いていない植物の葉に小さな切り目を入れることで、開花を早めていることがわかった。ハチ研究者たちをあっと驚かせた事実だ。 「すごい!というのが私の最初の反応でした」と、今回の研究に関わっていない米カリフォルニア大学デービス校のハチ生物学者ニール・ウィリアムス氏は語る。「その後、なぜ今まで誰も気付かなかったのだろうと思いました」 ハチが葉を傷付けている きっかけは、スイス連邦工科大学チューリッヒ校の学生フォテイニ・パシャリドゥ氏の発見だった。セイヨウオオマルハナバチが、温室内の植物の葉に切り目を入れているのを見つけたのだ。ハチは傷付けた

    食料難のハチは葉っぱを傷付けて花を咲かせる、驚きの戦略
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    goldhead 2020/05/26
    "「マルハナバチに興味を持つ人なら誰でも、花の上にいる彼らを何時間も観察したことがあるでしょう。けれど恐らく、花の咲いていない植物に来ているところは見ていなかったのです」 "
  • 犬と馬に遊びの「共通言語」が存在、互いに噛むふりも、研究

    イヌとウマは進化的観点から言えば「敵」同士だが、家畜化によって平和的に共存することができるようになった。(PHOTOGRAPH BY HANNELE LAHTI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) イヌが相手を遊びに誘う行動はわかりやすい。前脚を伸ばして頭を低くし、尾を振って、まるで「楽しもうよ!」と言っているかのようだ。それから2頭は、互いの動きに合わせるように追いかけあい、跳ねまわり、パンチを繰り出す。そこには大抵、私たちヒトが「笑顔」と解釈するような表情が伴う。 今回は新たに、イヌとウマがともによく似た行動をして一緒に遊ぶことが初めて科学的に示され、学術誌「Behavioural Processes」5月号に論文が掲載された。 何千年という家畜化の歴史のおかげで、今日、ウマとイヌは平和的に共存している。だが、進化的観点からすれば、彼らはうものとわれるものだ。それ

    犬と馬に遊びの「共通言語」が存在、互いに噛むふりも、研究
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    goldhead 2020/04/21
    ノーザンテーストと猫みたいな話は知っていたが、犬とも遊ぶんだな(https://youtu.be/mDbyA3ufDQk)。
  • 初期人類の3属、南アフリカで同時期に存在していた

    アフリカで発見された初期のホモ・エレクトゥスの頭骨の破片。この地域でホモ・エレクトゥスの骨が発見されたのは初めてだ。(REPRINTED WITH PERMISSION FROM HERRIES ET AL., SCIENCE 368:47 (2020).) 2015年の冬、オーストラリアのラ・トローブ大学の学生ジェシー・マーティン氏とアンジェリーン・リース氏は、岩石の中からヒヒの骨らしき化石を取り出す作業をしていた。彼らは南アフリカのヨハネスブルクの北西に位置するドリモーレン採石場で化石の採集調査を行う遠征隊のメンバーだった。頭骨の破片をクリーニングして組み合わせてみると、ヒヒではなく若い初期人類ホモ・エレクトスのものであることがわかった。南アフリカでホモ・エレクトスの骨が見つかったのは初めてだ。 マーティン氏は当時を回想し、「私たちはこのことを指導教官たちに報告しましたが、彼らは自分

    初期人類の3属、南アフリカで同時期に存在していた
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    goldhead 2020/04/07
    すごくホームラン打ちそう(昭和野球脳)>"ポンセ・デ・レオン氏"
  • アフリカ人にもネアンデルタール人DNA、定説覆す

    幅広いアフリカ人集団にネアンデルタール人由来のDNAがあることが明らかになり、これまでに調べられたすべての現代人集団で、過去にネアンデルタール人との交雑が起きていた痕跡が見つかった。今回の研究は、人類の歴史の複雑さとともに、共通の歴史の存在を強調する。(PHOTOGRAPH BY JOE MCNALLY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 約6万年前、現生人類(ホモ・サピエンス)がアフリカからの大移動を始め、世界のすみずみに散らばっていった。彼らは行く先々で、自分たちと異なる人類と出会った。 たとえば、ネアンデルタール人はヨーロッパと中東に広がっていた。ネアンデルタール人と近縁のデニソワ人はアジアに広がっていた。現生人類は、これらのグループと出会うたびに交雑したようだ。(参考記事:「人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明」) この交雑を示す証拠は、多くの現代人の遺伝

    アフリカ人にもネアンデルタール人DNA、定説覆す
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    goldhead 2020/02/04
    "その一部は、ネアンデルタール人が直接アフリカに渡ったというよりも、ヨーロッパからアフリカに戻って来た現生人類がもたらしたようだ"
  • 第109回 「朝立ち」の科学

    男であれば友人らと「朝からビンビンだぜ」の類いの話を一度や二度はしたことがあるだろう。師走で忙しい時期に下世話な話で恐縮だが、今回はビンビンと睡眠の深い関係についての科学的なお話なのでお付き合いいただければ幸いである。 睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられる(第16回「「夢はレム睡眠のときに見る」のウソ」 参照)。俗に、「ノンレム睡眠は脳の休息、レム睡眠は体の休息」のためにあるなどと言われるが、これは睡眠の役割を単純化しすぎである。カラムでもこれまで何度も取り上げてきたように、睡眠とは単に体を横たえて休んでいる静の状態ではなく、記憶の固定、細胞の修復、免疫調節など生体内の各所で固有の活動が活発に、かつ同時並行で行われている。 大脳皮質が発達した霊長類や人間では深いノンレム睡眠が長いのが特徴で、睡眠中でもとりわけ深いノンレム睡眠中には脳活動が全般的に不活発になり、脳血流量や代謝量も低下す

    第109回 「朝立ち」の科学
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    goldhead 2019/12/13
    "心因性の勃起不全(Erectile Dysfunction;ED)と、神経や血管障害などによる構造的な異常による(器質性)EDの鑑別診断のために睡眠検査が行われることがある"
  • パンダみたいなアリが!なぜか似ている生物6選

    パンダみたいな昆虫に、ヒョウ柄のカニ。 動物が現在の姿に進化したのには、さまざまな理由がある。求愛のためだったり、ライバルを威嚇するためだったり、カムフラージュや体温調節、捕者を追い払うためだったりもする。例えば、毒のないスカーレットキングヘビは、毒を持つサンゴヘビにそっくりで、その外見は捕者を遠ざけるのに役立つ。(参考記事:「【動画】ヘビのふりをするキツツキの仲間アリスイ」) 近縁の動物になりすまして敵から身を守る動物もいれば、ヒョウとカニというまったく別種の生物なのに、色や模様がそっくりに進化するものもいる。なぜか似てしまった動物たちを紹介しよう。 パンダアリ 白黒のもふもふな姿から、英語でPanda Ant(パンダアリ)と呼ばれるこの昆虫。実は南米チリに生息するハチだ。アリバチと呼ばれるグループの1種で、なぜかチリから遠く離れた中国の人気者ジャイアントパンダに似ている。 アリのよ

    パンダみたいなアリが!なぜか似ている生物6選
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    goldhead 2019/08/20
    複雑だな>"「パンダアリ」と呼ばれるハチ"
  • サルにも「石器時代」、3000年継続中で石器も変化

    ブラジルのセラ・ダ・カピバラ国立公園にすむ野生のヒゲオマキザルは、少なくとも3000年前から石を道具として使用してきた。しかも、その石器は時とともに変化してきたという。(PHOTOGRAPH BY TIAGO FALÓTICO) ブラジル、セラ・ダ・カピバラ国立公園にすむヒゲオマキザル(Sapajus libidinosus)は、3000年前から石を使って木の実を割っていたという研究結果が、6月24日付けの学術誌「Nature Ecology & Evolution」に発表された。アフリカ以外では、動物が石器を使った最古の証拠だ。 ヒゲオマキザルが硬い木の実や種子を割るために使用した丸い小石は、国立公園のさまざまな年代の地層に含まれていた。私たち人間以外の動物が道具を使用していた証拠は、過去にもいくつか見つかっている。最も古いのは、コートジボワールで見つかった4000年以上前のチンパンジー

    サルにも「石器時代」、3000年継続中で石器も変化
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    goldhead 2019/06/27
    "「このような場所で発掘を行っていると、詳細な考古学的記録があるのは人間だけではないということがわかってとても興味深いです」"
  • 月全体の表面直下に水がある、驚きの研究、NASA

    月の左端に見える白く光る点は、月の間に隕石が衝突した瞬間。NASAのデータは、こうした隕石の衝突によって、月面から驚くほど大量の水が放出されることを示している。(PHOTOGRAPH BY CHRISTIAN FRÖSCHLIN) 荒涼とした景色が広がる月はどうやら、科学者たちが想像したよりもはるかにたくさんの水をたたえているようだ。 月の塵と大気を調査するために送り込まれたNASAの探査機LADEE(ラディ―)が、隕石が衝突する際に月面から放出される水を検出した。4月15日付けの学術誌「Nature Geoscience」に掲載された論文によると、微小な隕石が衝突する際の衝撃によって、年間最大220トンもの水が放出されているという。月面付近には、これまで考えられてきたよりもはるかに大量の水が存在することになる。(参考記事:「月中の月に隕石が衝突、観測はおそらく初」) 「あまりに大量の

    月全体の表面直下に水がある、驚きの研究、NASA