広島の主砲・鈴木誠也外野手(27)が今シーズン終了後、ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦することが決定的になっていることが明らかになった。すでに球団側には了承を得ているものとみられ、ポスティングに必要なMRI検査(磁気共鳴画像診断)などメディカルチェックを行う手続きにも入っている。代理人の選定も済ませており、全日程終了後、正式発表を行う方向だ。 鈴木は東京・二松学舎大付高から2013年のドラフト2位で広島に入団。プロ9年目の今季は126試合に出場し、打率3割2分2厘、38本塁打、87打点。打率はリーグトップで、本塁打数も巨人・岡本、ヤクルト・村上の39本塁打に1本差(数字はすべて20日時点)。2冠に輝く可能性もあるカープの主砲だ。順調に行けば2年後の23年シーズン後にも海外フリーエージェント(FA)権を取得できるが、野球人生の中で心技体ともに最高潮を迎えた状況で、メジャーに挑戦し