広島野村祐輔投手(31)が「日本生命セ・パ交流戦」のソフトバンク戦に先発し、5回途中8失点で4敗目を喫した。序盤から失点を重ね、同点の5回に崩れた。責任投球回を投げきれず、2番手菊池保もつかまって野村は昨年10月8日以来の8失点となった。チームは引き分けを挟み4連敗。今季ワーストとなる借金9となった。 ◇ ◇ ◇ 100球の壁も、5回の壁も乗り越えられなかった。立ち上がりから両サイドを突いてきた野村が、5回は根負けした。同点で迎えた5回2死満塁。中村を3球で追い込みながら、4球ファウルで粘られ、フルカウントからの10球目を右翼前への2点適時打とされた。続く甲斐には四球を与え、再び満塁としたところで降板となった。4回2/3を99球。あとわずかだった100球、責任投球回の壁にまたもぶつかった。 「5回2アウトから、あと1つアウトを取ればいいというところで打たれてしまって悔しい。同点に追