映画化が決まったそうで。コロニー落としの元ネタとも言われる隕石落としは、今のハリウッド映画技術で映像化すれば、さぞよろしい絵と思う。ストーリー面は、いかにテンポよくできるかが課題だと思うけど。 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) 作者: ロバート・A.ハインライン,牧眞司,Robert A. Heinlein,矢野徹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/03/15メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 94回この商品を含むブログ (46件) を見る ハインラインの描く男性主人公って、「やたら有能だけど、一方で寂しい奴」なんだよね。「異星の客」でも「宇宙の戦士」でもいいんだけど、主人公はだいたい社会の上位数%クラスの、かなり有能な人間と思う。 例として「夏への扉」で考えると、主人公ダンは家事用のロボットを一人で開発して、友人と会社を立ち上げるレベルの人間。で