証券取引所で投資家から寄せられた売買注文をさばく人たちのこと。テレビ等で株価などのニュースが報じられる時、身振り手振りで何やら大騒ぎしている人たちが映し出されることがあります。彼らが「場立ち」です。投資家から寄せられた株式の売買注文は、証券取引所に設置された各証券会社のブースに集められ、そこでどの銘柄を何株買うのか、または売るのかが、場立ちに伝えられます。この時に、例の手サインが用いられるのです。注文のサインを受けた場立ちは、それを今度は仲介業者に伝え、そこで初めて売買が成立します。ただし、証券取引所にも機械化の波が押し寄せており、1983年3月には東証2部で前面機械化が実施され、さらに1999年4月には東証1部も全面機械化に移行しました。その結果、現在は場立ちによる株式取引は行われていません。
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