JR大阪駅北側に大型複合施設「うめきた・グランフロント大阪」が開業する26日から梅田一帯に新たな移動手段が導入され、交通事情が変化しそうだ。大阪駅を起点にひと乗り100円の循環バス(1周約4キロ、30分)が運行するほか、大都市では珍しいレンタサイクルの貸し出しがスタート。マイカー利用者を周辺駐車場から循環バスに誘導する「パークアンドライド」も始まる。商業圏が広がるキタの街を効率よく、あちこち巡ってもらおうという狙いだ。 「梅田をぐるっと巡る」の意味から、バスは「UMEGLE(うめぐる)―バス」、自転車は「UMEGLE―チャリ」と命名。開発事業者でつくる社団法人「グランフロント大阪TMO」が計画を進めてきた。 バスは、大阪駅から「茶屋町」「西梅田」「JR北新地駅」など12の停留所を回るコースが決定。午前10時から午後9時まで、10分間隔で走る。大人100円、小学生以下50円の運賃は最終的に無