国土交通省は、高齢化が進む中山間地の生活の足として実証実験を続けてきた自動運転サービスを30日、全国で初めて秋田県上小阿仁村で本格導入する。NPO法人「上小阿仁村移送サービス協会」が運営主体となり、道の駅「かみこあに」と各集落を結ぶ3ルートで運行、高齢者の送迎や農産物や日用品の配送も担う。 使用する車両はヤマハ発動機製で定員7人。道路に敷設した電磁誘導線の上を時速12キロ程度で走行する。有償ボランティアの運転手が乗車するが、ハンドルは操作せずに運行を監視する。 3ルート上の村役場や診療所、郵便局など14カ所に停留所を設ける。午前と午後に各1回定期便を運行、予約があれば定期便の隙間にも運行する。運行時刻は現在調整中だ。運賃は1回200円で荷物の運送料も同額となる。牽引(けんいん)車両を導入しての荷物の配送開始時期も調整中だ。 同省は自動運転サービスの実…
JR東日本は8日、同社が主催するモビリティ変革コンソーシアムにおいて、「JR東日本管内のBRTにおけるバス自動運転の技術実証」を実施すると発表した。 自動運転実験用車両 今回の技術実証では、JR東日本の他に先進モビリティ、愛知製鋼、SBドライブ、京セラ、京セラコミュニケーションシステム、ジェイテクト、ソフトバンク、日本信号、日本電気が参加。JR東日本管内の気仙沼線BRTにおいて、実際のBRT営業車両と同型の大型自動運転バス(日野ブルーリボンシティ)をBRT専用道で使用し、車線維持制御実験、速度制御実験、トンネル内走行実験、障害物検知実験、交互通行実験、車内モニタリング実験など、より実運用に近い形での技術実証を行う。 車線維持制御実験と速度制御実験では、BRT専用道上に設置した機器(磁気マーカ)の情報を高感度磁気センサ(MIセンサ)で読み取り、自車位置を高精度に特定することで、GNSS電波の
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