日本を広く縦断するケースとしては932年ぶりという金環日食。特に首都圏で観られるのはなかなか機会がなく、次は西暦2312年とちょうど300年後である。無事、皆さんは観ることができただろうか? 雲が結構かかってしまったが、金環食を含む日食の様子を撮影することができたので、ここで振り返ってみよう。 筆者が今回使用した撮影機材は、カメラ本体がキヤノン EOS 50D、望遠レンズがキヤノン EF-S 55-250mm、ケンコーのフィルターND400を明るい時は2枚(400×400で16万)、薄曇りの時は1枚、かなり暗い時は2枚とも外して撮影した。画像はRAWで撮影し(後からホワイトバランスが取りやすい)、シャッタースピードや絞りは細かく変えている。シャッタースピードを速めにしての手持ち、三脚を使用してのスローシャッターの両方を行った。雲がかかっている画像が多いが、その点はご了承いただきたい。
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