高島市今津町、マキノ町などで盆踊りに演じられ、起源は室町時代とも伝えられる「高島音頭」に関する幕末の文書や太平洋戦争期の「高島音頭振興会」資料など計8種が同市今津町で見つかった。寄贈を受けた同市教委は「資料が少ない中、音頭本としてかなり古く、戦時中の記録も興味深い」と話しており、音頭の歩みを知る新史料として注目される。【塚原和俊】 見つかったのは「文久三(1863)歳(年)」の奥付がある「風流音頭集」と年代不詳の「三下り音頭本」の墨筆和綴(と)じ本2冊と、昭和16(1941)年からの振興会資料、戦後の「保存会」記録など。市教委によると、幕末の和綴じ本には、当時流行していたと思われる義太夫の文言が筆写され、高島音頭の歌の文句の素材となった可能性があるという。 三味線奏者で音頭保存に関わった水上晨雄(筆名、ときを)さん(故人)の同市今津町日置前の旧居を整理中に発見。和綴じ本は「音頭 昔の本」「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く