平成30年11月3日(土曜日)に,サテライトキャンパスひろしま(広島市)にて,応用森林学会の主催により,公開シンポジウム「早生樹種コウヨウザンの可能性について」が開催されました。同シンポジウムには,中国・四国・近畿等から,研究者,行政関係者,民間事業体,森林所有者など約80名の参加があり,本県からは,林業課の酒井将秀参事が発表を行いました。 同シンポジウムでは,林木育種センター関西育種場の山田浩雄課長から,コウヨウザンの成長と優良個体の選定について,広島県立総合技術研究所林業技術センターの涌嶋智次長から,コウヨウザンの材質と用途について,本県林業課の酒井将秀参事から,広島県におけるコウヨウザンの普及に向けた取組についての報告を行った上で,質疑応答や全体討議が行われました。 報告の中で,特に,全国でも初の取り組みとなるコウヨウザンの採種(穂)園の造成に,平成30年度に着手し管理を行い,平成4