『THE BOOKS』を読んで、沖縄文学のPOPをつくる授業をひらめく 高校の国語の授業って、文章をひたすら読解するような座学のイメージがありますが、嘉登先生の授業は一風変わっています。 古今和歌集からイメージした和菓子のスケッチを描いて、実際に和菓子職人さんにつくっていただく授業、芸術論を学ぶために携帯カメラを使った写真の授業をするなど、嘉登先生の授業のお話を伺うと、私もそんな授業を一度受けてみたかったと思います。 そのような独創的な国語の授業をされている嘉登先生とミシマ社との関係は、約3年前からはじまりました。 当時、県立相模原高校に勤務されていた先生が、『街場の教育論』に感動してミシマ社にご連絡いただいたのをきっかけに、出張寺子屋をしに相模原高校に伺ったり、その延長で啓文堂書店相模原店で「県立相模原高校×ミシマ社 コラボフェア」も開催させていただく流れになったり・・・と、それ以来、交