去年の4月に起きたユッケ食中毒事件を受けて、生食用食肉の規制が強化された。 これによって、ユッケのような生肉は、ブロック肉の表面を加熱して中のほうだけ使うようなコスト度外視のやり方でしか作れないし、生レバーに関しては販売不可にになったといっていい。 レバーの場合、カンピロバクターは家畜が生きているときから肝臓などの臓器にいるので、どんなに新鮮な物を使っても食中毒の危険性は排除できない。カンピロバクターは病原性大腸菌のように死ぬことはないみたいだけど、少ない確率ではあるけどギランバレー症候群になるので、これもなかなか恐ろしいんだよね。 でも、生肉食べたい人は、やっぱり多いと思う。 そう考えるといちばんふさわしい殺菌処理は、やっぱり放射線照射だと思うんだけど、なぜか日本ではほとんどそういう話題がでてこないね。 食品の放射線照射は、非加熱で殺菌、殺虫ができて、色や香りも変わらないし、保