ピアノの修理をしていてふと思いました。 何かに似ている・・・ !! ↓ 11月11日のチンアナゴの日に、すみだ水族館に見に行きました。 「1」が並んでいる形がチンアナゴに似ているので制定されたようです。 そう考えるとピアノのハンマーも「1」が並んでますね。 最終的にはくるっとこうなります。 ピアノ調律・修理 中嶋ピアノサービス http://www.nakajimapiano.com/
ピアノの修理をしていてふと思いました。 何かに似ている・・・ !! ↓ 11月11日のチンアナゴの日に、すみだ水族館に見に行きました。 「1」が並んでいる形がチンアナゴに似ているので制定されたようです。 そう考えるとピアノのハンマーも「1」が並んでますね。 最終的にはくるっとこうなります。 ピアノ調律・修理 中嶋ピアノサービス http://www.nakajimapiano.com/
1年間ピアノに入れていた湿度調整剤がずっしり重くなっていたので重さを測ってみました。 なんと650グラム! もともとは500グラムのものなので・・・ 150グラム、このくらいの水分を吸ったことになります。 こうして見ると結構な量の水分を吸っていることがわかりますね。 ピアノ調律・修理 中嶋ピアノサービス http://www.nakajimapiano.com/
先日ビックサイトで開催された「2014楽器フェア」に行ってきました。 数年ごとに開催される楽器のイベントで、いろいろな楽器の展示や販売がされます。 仕事・・・ではなく完全に趣味で行ってきました。 とは言っても付き合いのある楽器屋さんが出展していたり、知り合いもいたりしたので改めて自分が「あ、そういえばこの業界の人なんだ」と再確認しましたが。笑 入ってすぐのところに日本ピアノ調律師協会のブースが。 1835年製の「キャビネットピアノ」の展示、演奏をされていました。 存在は知っていましたが実物を見たことはなかったピアノの展示なども面白かったです。 小さなアップライトピアノ「Q PIANO」 全部白鍵のピアノ「新白鍵」 こちらは前回の楽器フェアにも展示されていましたX JAPANのYOSHIKI氏の「クリスタルピアノ」 出展数やイベントも多く、前回よりも大分盛り上がっていました。 私もピアノの他
留学して帰国したての時の最初の仕事の話である。 それはピアノの弦の間にボルトやスクリューを挟んで音を変調させる「準備されたピアノ」=「プリペアードピアノ」の演奏の依頼であった。 会場は5000人位入るホールで、2人の歌手のコンサートであったが、ほかのメンバーは確か弦楽器5人、ピアニスト一人、あと「プリペアードピアノ」を演奏する私であった。 ジョン・ケージというアメリカの作曲家がいるが、彼はある時にダンスの伴奏で、打楽器アンサンブルのための曲を依頼されたが、打楽器を調達するお金がないということで困り果てていたその時に、ピアノの弦の間にボルトやスクリューを挟んでみたら、ガムランの音のような打楽器のような音がして、おまけに一つ一つ音程や音色が違うために、沢山の種類の、複数の打楽器を一度に持ったような感じになったそうです。おまけに演奏者はピアニスト一人、アンサンブルも完璧・・・ということでこれはい
私は少し前のブログ「上手なのに、演奏の表現力が今ひとつだと悩んでいる方のその原因は」の中に「間違ったパフォーマンス」という事を書きました。実際の演奏には何の「理」にもかなっていない「見た目」を表現力だと勘違いしている人が余りにも多いと感じるからです。 一週間前くらい前ののテレビ番組中(題名のない音楽会だったかな?)で中村紘子さんがミニ公開レッスンを行っていました。そこでまさに、上記と同じ内容の指摘をしていたのです。 それは若い演奏者が曲の最初を迫力をもってバ~ンと叩く音なのですが、その娘は鍵盤を叩いた後に、手をぐんと上に跳ね上げて、私の言うところの「パフォーマンス」にはしっていたのです。すかさず中村紘子が適格な指摘をしました。「あなたのように手を上に跳ね上げたら、ピアノに力が伝わらない」と言い、「このように弾くべきだ」と言ってバンと鍵盤を叩きました。 私のような素人が見ても全然違いました。
こんにちは。 ピアノ調律師の中嶋です。 10年、20年と期間の空いたピアノの調律をご依頼頂くことが日常茶飯事です。 中には30年以上調律されていないピアノもあったり。 もちろん音程は下がりきってバラバラになっています。 そうなると心配なのが、 調律中に弦が切れること。 緩んだ弦を一気に引っ張る+弦も劣化しているという悪条件のため、必ずというわけではありませんが弦は意外に簡単に切れてしまいます。 その場合は一度の調律で正しいピッチまで一気に持っていくのではなく、 初回は「少し低め」の調律をおすすめしています。 それでも弦の切れる可能性はゼロではありませんが、少し低めに合わせることで弦やピアノに大きく負担をかけることなく、音階や和音はきちんと合わせることができます。 その後期間をあけて、数回の調律で様子を見ながら段階的に正しいピッチに持っていきます。 ただし、低いピッチでの演奏に違和感を感じら
シカゴのユニオン駅、時計塔のグランドホール広場に設置されたグランドピアノ、ただの自動演奏ピアノかと思いきや、周りの人に反応して弾く内容が自由に変化します。 もし4分弱の時間があったら、後ろの説明読む前に動画を観たほうが楽 […] シカゴのユニオン駅、時計塔のグランドホール広場に設置されたグランドピアノ、ただの自動演奏ピアノかと思いきや、周りの人に反応して弾く内容が自由に変化します。 もし4分弱の時間があったら、後ろの説明読む前に動画を観たほうが楽しいですよ。 リモートで演奏できるように作られたこのピアノを弾いているのは、地元のピアニストAndrew Blendermannさん。 習ったばかりなのかな? 拙く引き出した小さな女の子ですが、びっくりすることが。 思わず踊りだす人も。 ゴキゲンなジャズに立ち止まった男性がたまたま持っていた箱の中身は? ハーモニカ吹きのおじいさんともコラボ 音楽の
こんにちは。 ピアノ調律師の中嶋です。 先日仕事途中で寄ったコンビニで並んでいる漫画雑誌の表紙にちらっと「ピアノ」の文字が。 よく見てみると調律につかうチューニングハンマーを持っているじゃないですか! 調律師の漫画です。なんてマニアックな...笑 単行本が出ているようなのでAmazonで買ってみました。 調律師がボロボロのピアノを魔法使いのように一瞬で最高の音に・・・と言ったファンタジックな展開ではなく、なかなかリアルに描かれていて面白かったです。 正直読む前は「だいたいこういう漫画って大げさなトンデモ展開なんだよな~」 と思っていたのですが(^_^;) もちろん漫画なので多少のファンタジックな描写はありますが、ピアノの構造のことや業界のことなど、専門家に丁寧に取材したのが感じられました。 こういった職業モノで調律師が題材になることはあまりないのですが、 あるある!という描写にはなぜかちょ
こんにちは。 ピアノ調律師の中嶋です。 「ある音を弾くと止まらずに鳴り続けてしまう」というご相談を頂き、 調律に伺いました。 ピアノを開けてみると、音を止めるための“ダンパー”という部品が取れてしまっています。 実は弾かれる方ががご不在でしたので、事前に症状が出る音に印をつけておいていただいたのですが、 左からレ♯が「ずっと鳴る」、ファ♯が「音が伸びない」、ラ♯が「少し響く」という3箇所の不具合。 ダンパーが取れてしまっているレ♯は音が止まらないのは当然なのですが、 音が伸びないファ#は・・・レ#のとれたダンパーが弦に引っかかっていました。 そしてラ#の少し響く原因は、レ#のフリーになってしまっている弦に共鳴していることでした。 3つの不具合は実は原因はひとつで、レ#のダンパーを再接着するとすべての症状が解決しました。 1箇所直すだけで他の部分の不具合も直ってラッキー!でもありますが、 逆
こんにちは。 ピアノ調律師の中嶋です。 グランドピアノの特徴に、屋根を開けて音量や音質を調整できる、ということがあります。 例外もありますが基本的には、 「全開」と 「半開」 2通りの開け方ができます。 特に全開にするときに気をつけて頂きたいのが、つっかい棒を挿すところを間違えないことです。 このように蓋の裏に2箇所の受け皿があるのですが、 全開にするときは長い方のつっかい棒を奥の受け皿に挿して下さい。 間違えて手前に挿してしまうと・・・ ※絶対に真似しないでください なんとか支えられていますが、今にもつっかい棒が外れそうな危険な状態です。 手前の受け皿は、半開にする際に短い棒を挿してください。 「屋根とつっかい棒が90度になるように」 ということを覚えておいて頂くと間違えることが無いと思います。 また、棒を挿すときには根本ではなく、 先の方を持って受け皿に持って行くと狙いが外れずより安全
ほどんどの場合は必要がないと思います。 1割くらい、必要なケースがあるのは確かです。 以前会社勤めの頃は強制的に入れさせられていましたが、ピアノのためというのではなく、料金的な理由で上司から命令されていました。 1年に1回の調律時に、パネルをあけると毎回カビがぎっしり生えてしまっているケースなどは、乾燥剤をいれることによりかなり改善されています。 ピアノ乾燥剤の必要性は、ケースbyケースだと思います。 ただ、現代の住宅事情を考えました際に、最近の住宅は断熱材を使用されたり、床暖房、蓄暖房対応の住宅が非常に増えてまいりましたので、室内自体が乾燥気味になるケースが多いのが実情です。 そういった住宅にピアノを置かれる場合は、ピアノ乾燥剤は全く必要がないと思われます。 例えば、室内の湿度が20~30%しか無いにも関わらず、B型シリカゲルを用いた除湿剤をピアノの中に入れる事自体が、既に矛盾していると
ピアノをここち良いタッチで弾く。 そのための超基本となる鍵盤調整のひとつを、きょうはご紹介しましょう。 しかも動画でご説明していますので、きっとわかりやすく見ていただけるとおもいます。 具体的には「バランスピンの磨き」ということになります。 名前だけ聞くと、ちょっとややこしそうなかんじがしますね。 でも、動画を見ていただけばすぐに、直感的にピアノを弾くときには、これはとても重要だ! と、きっとおわかりなるはずです。 さて、そもそも良いタッチとはなんでしょうか? わたくし思うに、車のハンドルの手ごたえと似ているかもしれません。 今路面が荒れていて危険が迫っている、雨の日でタイヤが滑りそうだ、アスファルトに砂ぼこりがたくさんある。 ドイツ製の高級車には、そんなことがハンドルから手に取るようにわかるといいます。 ピアノも同じように、ハンマーの動き、弦の当たり加減、弦をたたいた後の衝撃などが、鍵盤
ピアニスト 「ともんべ」こと、沢野智子の「コレペティ日記」 ベルリン在住のピアニスト「ともんべ」の極楽トンボなお仕事日記です。 たった今、恐怖の強制収容所から無事に出所して、 ベルリンに戻ってきたところです。 今日は、今からマッサージを頼んであるので、 90分揉まれて、 その後は、美味しいご飯が待っています つかの間のリラックスタイムです。 合宿のえ●のお話は 今回は少し置いておいて、 先に、先週末の出張の日記を 忘れないうちに書いてみました~。 先週末は2泊3日で出張でした。 この日記にもう何度も登場している、 2010年のミュンヘン国際コンクール、 ホルン部門優勝者の、 プシェミスル・ボイタ君… 今まで在籍していた ベルリンコンツェルトハウスオーケストラをやめ、 9月から、バレンボイムの 国立ベルリン歌劇場への 移籍が決まっている彼。 今年の2月にうちの大学の 大学院もめでたく卒業し、
ピアニスト 「ともんべ」こと、沢野智子の「コレペティ日記」 ベルリン在住のピアニスト「ともんべ」の極楽トンボなお仕事日記です。 夕べは、ワイマールの チューバクラスの発表会でした。 私が2010年の11月から ワイマールにも行くようになって、 初めてのチューバクラス発表会でした。 「え?チューバクラスが発表会?! 聞いたことないよ!!」 「まじ?俺、ここでもう6年間 学生やってるけど、 今までただの一度も そんなのやったことないよ。」 「突然、どうしちゃったんだ?」 と、一斉に驚くトロンボーンの生徒達。 確かに、ここの教授、 ワルター・ヒルガース氏から最初に電話をもらい、 彼のクラスのピアニストになってくれないかと聞かれたとき、 ベルリンでフルタイムで働いているのに 両立できるのかどうか、 迷っていたら、 「ともんべ、心配ないよ。 僕のクラスは人数もそんなにいないし、 発表会も、クラス内の
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