国土交通省と経済産業省の「自動走行ビジネス検討会」は、報告書「自動走行の実現に向けた取組方針」をまとめた。 同検討会は、日本が自動走行分野で競争力を確保し、世界の交通事故削減に貢献するために必要な取り組みを、産学官オールジャパンで検討している。 昨年度は、高速道路での自動走行の将来像を明確化、自動運転関連技術で協調する領域の特定、国際的なルール(基準・標準)づくりに戦略的に対応する体制の整備、産学連携を促進に向けて議論し、「今後の取組方針」を昨年3月に公表した。 今年度は一般道路における、一般車両の自動走行の将来像を明確化するとともに、協調領域として9分野を特定、既存事業を活用しながら取り組みを推進するなど、検討結果を踏まえ「自動走行の実現に向けた取組方針」としてとりまとめた。 それによると一般車両の自動走行レベルの将来像は、自家用が2020年までに高速道路でレベル2を実現し、2020年以
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