【ニュース裏表 伊藤達美】 安倍派(清和政策研究会)の事務総長を経験した西村康稔、松野博一、塩谷立、高木毅の4氏が衆院の政治倫理審査会(政倫審)に出席し、安倍派の政治資金パーティーをめぐる政治資金収支報告書への不記載について、「関与していない」と弁明した。 【アンケート結果】次の首相にふさわしいのは… 「真相を語らないのは不誠実」と批判されているが、派閥運営の実態を考えると、4氏が知り得る立場になかったというのは、事実かもしれない。 派閥とは本来、総裁を目指す政治家(領袖=りょうしゅう)が「子分」を養い、来るべき総裁選に備えるために組織するものだった。 派閥を運営するための資金は領袖が準備するもので、幹部から拠出金を集めても、基本的には領袖の「個人の財布」という性格が強い。 その管理は、「金庫番」と呼ばれる、領袖が最も信頼を置く秘書が行っていた。最近は「事務局長」などと呼ばれるようになった
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