岸田文雄首相(自民党総裁)がいよいよピンチを迎えている。厳しい情勢で、もはや岸田氏がいつ退陣しても不思議ではない状態にあるのだ。 今夏の党総裁選で再選を狙う岸田氏は、伝家の宝刀である衆院の「解散権」を武器に党内引き締めを図るが、所属議員からは「もう岸田首相ではなく、次の総理・総裁で衆院選を戦った方が良い」との声が広がる。首相はイチかバチかの解散総選挙に打って出るのか、それとも退陣を迎えるのか―。 米ホワイトハウスでの国賓待遇にご満悦の岸田首相「スタッフは私のスピーチが短すぎると文句を言った人は誰もいなかったと言った。これはたぶん良いアドバイスだ。だから私のスピーチは短くしておく」 「妻の裕子も主賓が誰か見分けることが難しいと言った。大統領の隣席に案内された時は安心した」 岸田首相は4月11日、米ホワイトハウスでの日米首脳公式晩餐会で演説し、満面の笑みでジョークを入れながら会場の拍手と笑いを