Scrum Fest Fukuoka 2024にて。 https://confengine.com/conferences/scrum-fest-fukuoka-2024/proposal/19555/5 プロフィールやお問い合わせはこちらからどうぞ! https://agile-monster.com/profile/ https://agile-monster.com/contact/
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 仕事柄さまざまな会社のいろいろなチームから相談を受けます。 具体的な相談のこともあれば、抽象的な相談のこともあります(内容が具体的になっていればもう解決までそう遠くありません)。 抽象的な相談で多いのは「なんとなくうまくいっていない気がするけど、何を確認したらいいの?」というものです。 今日はこの質問に対して、どう対応しているかを共有したいと思います。 スクラムをベースに書いていますが、スクラムでなくても構いません(その場合は適宜用語を読み替えてください)。 確認ポイント いきなりほぼ結論です。 このような相談を受けたときに、いちばん重要な確認ポイントは 「毎スプリントごとに動作するソフトウェアを作って、チームの外側に見せてフィードバックをもらっているか?」 です。この確認をしないうちに「スクラムイベントは全部やっているか?」とか「プロダクトバック
初めに 僕は4年ほどスクラムを採用した組織づくりを行ってきました。 最近「スクラムの内容は理解したけど、結局スクラムがなんなのかがわからない」という話をされることがちょこちょこあるので、記事としてまとめることにしました。 スクラムとは スクラムとは、アジャイル開発を実現するためのフレームワーク、プラクティスの一種です。 スクラムガイドには、以下のように定義されています。 スクラムとは、複雑な問題に対応する適応型のソリューションを通じて、⼈々、チーム、組織 が価値を⽣み出すための軽量級フレームワークである。 スクラムガイド より引用 スクラムでは、スクラムマスターやプロダクトオーナーなど、いくつかのロールをもうけ、ロールごとにチームとしての開発を進めていきます。 また、スプリントの単位で以下のようなイベントを実施していきます。 スプリントプランニング デイリースクラム ミッドタームレビュー
開発プロジェクトにおいて、開発スピードを測る尺度としてよく使われるのが「ベロシティ」です。このベロシティによって示される数字を適切に扱い、開発に活かしていくにはどうすればよいのでしょうか。 そのことを詳しく株式会社アトラクタ 吉羽龍太郎氏のセッション「ベロシティ Deep Dive」が、1月に都内で開催されたアジャイル開発の代表的な方法論であるスクラムをテーマにしたイベント「Regional Scrum Gathering Tokyo 2024」で行われました。 吉羽氏のセッションの内容をダイジェストで紹介しましょう。 本記事は前編、中編、後編の3つに分かれています。いまお読みの記事は前編です。 これから「ベロシティ Deep Dive」ということで「ベロシティ」についてお話をしていきたいと思います。 ベロシティを使っているっていう方、会場にどれぐらいいますか? (手が挙がる) 結構多いで
アジャイルの「理論」や「理想」だけではない、 実際に実践したからこそ見えてきた「現実」に役立ったヒントを紹介したのは、マネジメントソリューションズ社の渡会氏。「Rebuild our Agile!」をテーマに掲げた「Agile Japan 2023」で、アジャイルのRebuildについて発表しました。全2回。後半は、「作り方における準備のRebuild」「コミュニケーションの Rebuild」「ノウハウのRebuild」について。前回はこちら。 「イテレーション0」をやらないアジャイルは出だしでつまずく 渡会健氏(以下、渡会):あと、もう1つ次のヒントで、イテレーション0をやらないアジャイルは出だしでつまずくんじゃないかなというところで、よく、アジャイルをやるための準備としてイテレーション0、もしくはスプリント0というものをやりましょうという話をします。 その時によくアジャイルの本で書いて
みなさんこんにちは、@ryuzeeです。 スクラムにおいてはフィードバックが重要です。プロセスに対するフィードバックはスプリントレトロスペクティブ、プロダクトに対するフィードバックはスプリントレビューを活用します。 今日はスプリントレビューについて、一般的な手順や注意点を紹介します。 スプリントレビューの目的まず最初にスプリントレビューの目的を再確認しておきましょう。スクラムガイドの最新版では、スプリントレビューを以下のように定義しています。 スプリントレビューとは、スプリントの終了時にインクリメントの検査と、必要であればプロダクトバックログの適応を行うものである。スプリントレビューでは、スクラムチームとステークホルダーがスプリントの成果をレビューする。スプリントの成果とプロダクトバックログの変更を参考にして、価値を最適化するために次に何ができるかを参加者全員で話し合う。これはステータスミ
はじめに グロービスではアジャイル開発が推奨されていて、ほとんどのチームでスクラムでソフトウェア開発をしています。 スクラムを取り入れてから3年ほど経つので、僕がハマったスプリントレビューの課題と解決方法を書いていきます。 この記事で伝えたいこと スプリントレビューの価値を高めるために、僕の失敗談をもとに有効なアプローチを知ってもらうこと。 初歩的な内容から罠っぽい内容まで、課題と解決策を書きました。 (後半にいくほど効果が高いと感じたアプローチを書いているので、ぜひ読んでください。) 注意事項 課題と解決策一覧にある「課題」部分は、個人や特定の役割に問題があるわけではありません。 問題があるのはあくまでプロセスなので、解決策もプロセス改善を書いています。 ぶちあたった課題と解決策一覧 1. インクリメント(成果物)がコレジャナかった POがスプリントレビューにてコレジャナイことに気づいて
スプリントレビューは、アジャイル開発でステークホルダーからフィードバックを得られる重要な機会です。今後の開発において大きな変化をもたらす可能性があり、さらには良いものを作り上げるために必要なすり合わせ...
はじめに あなたのふりかえりを更に拡張するふりかえりカタログ(コミュニティ版)を公開いたします! ふりかえりカタログ(コミュニティ版)は、ふりかえりの手法(現在)84個とその特徴を網羅したカタログです。下記画像はイメージです。 Miroにて作成したものをどなたでも利用可能です! 利用はこちら => ふりかえりカタログ(コミュニティ版) 2021年1月にpdf版/speakerdeck版でリリースして以降、なんと約8万viewと、長く多くの現場にご利用いただいています。そちらを、より使いやすく、みんなで編集できる形にしたものが今回のコミュニティ版です。 過去バージョンのDLはコチラ => ふりかえりカタログ(SpeakerDeck版) ふりかえりカタログ(コミュニティ版)とは ふりかえりの様々な手法をまとめたカタログです。 ふりかえりの各手法を「手法名」「手法を使う場面」「手法のイメージ」「
循環する学び~現場とコミュニティの境目で考える~/Learning Cycle between a team and a community
この記事は 株式会社ログラス Productチーム Advent Calendar 2023 の17日目の記事です https://qiita.com/advent-calendar/2023/loglassこんにちは。ログラスでエンジニアをしております、南部です。 ログラスでは、当アドベントカレンダーの5日目の記事で紹介されていますように、「DDDもスクラムも当たり前」な開発組織が形成されています。 私は、今年の9月からログラスに入社していますので、上記の記事で紹介されているログラスのDNAを受け継ぐ側に当たるかと思います。 そしてちょうど直近で、DDDの文脈においてこのDNAの価値を感じる機会がありました。 実は、前職でもDDDっぽいコードを取り入れたりはしていたのですが、それによって特にメリットは得られておらず悩んでいました。 結論、原因は私の不勉強でDDDの価値を出せる条件となって
これは Livesense Advent Calendar 2023 DAY 13 の記事です。 はじめに 転職会議事業部でエンジニアとして働いている@ishitan-livと申します。 現在、スクラムマスターも兼任しています。今回は、受けたスクラムマスター研修に関するエピソードを共有したいと思います。 はじめに 今回書いた内容 スクラムマスター研修参加してきた話 研修概要 日程: 3日間 参加人数: 約20人 講習内容 研修で得たフィードバック CSM(認定スクラムマスター)試験結果 エンジニアがスクラムマスターを兼任することで得た知見 兼任はしないほうがいいけど…そうもいかないよね チームやプロジェクトの全体像が見えるようになった ファシリテーション力やまとめ力が高まり他のミーティングなどで活用できた 議題の本質を考えるようになった 最後に おまけ 今回書いた内容 目次通り、この記事で
4TBが9千円台だって。バッファローの静音HDDは在庫があるうちに回収しておこう【Amazonセール】
こんにちは。決済プロダクトでQA兼スクラムマスターをしているbarusです。 本日はfreee QA Advent Calendar2023 7日目です。 adventar.org 今回は「スクラムマスターを兼任して見えてきた、シフトレフトのための立ち回りとやってきたQAの活動」と題してお話させていただきます。 freeeカードUnlimitedの立ち上げ期から現在に至るまで、各チームを転々としながら、いずれもスクラムチームの一員としてアジャイルQAを行ってきました。 今年の9月からスクラムマスターを兼任しながら、日々品質とスピードの両立に取り組んでいます。 本記事ではスクラムマスターを兼任して見えてきた視点を交えながら、より早期にシフトレフトをしていくためにQAがどのように立ち回るべきか、そして実際に自分たちのチームがやってきたことをお話しようと思います。 ここではQAプロセスの最適化と
本記事は BASE アドベントカレンダー 2023 の6日目の記事です。 はじめに こんにちは。 Shop to Shop チームでマネージャーをしている髙嶋です。 本記事は昨日からの続編になりますので、前編については以下の記事を参照ください。 devblog.thebase.in さて、本日は開発チーム内で取り組んだ10個の取り組みのうち、後半5個についてご紹介させていただきます。 再掲すると、以下の No.6 以降を取り上げようと思います。 No. 取り組んだ内容 1 チームとしての出社日運用の廃止 2 雑談の活性化 3 No Slack Day(日単位での原則 Slack 禁止) 4 No Slack Time(時間単位での原則 Slack 禁止) 5 オンライン会議ツールを Google Meet からハドルミーティングに変更 6 タスク管理ツールを Notion から GitHu
はじめに なぜ書こうと思ったのか 22年10月頃から一年間スクラムマスターとしてチームの役割を担ってきました。 実のところマインドセット(思考法)自体は半年くらいで大きく変わった実感はあったのですが、1年をかけてゆっくりと育った感覚もあります。 今回は、自分が「スクラムマスター」としての役割を通してどのように価値観・マインドセット(思考法)が変わったのかをこの記事を通して伝え、同じ悩みや疑念を持っている人の勇気に繋がればいいなと執筆しました。 スクラムマスターとは スクラムマスターは、スクラムガイドで定義されたスクラムを確⽴させることの結果に責任を持つ。(2020-Scrum-Guide-Japanese.pdfより引用) スクラムマスターはスクラムに責任を持つ役割です。スクラムに責任を持つということは、「スクラムのプロセスを機能させること」や「チームビルディング」、そして「スクラムの原則
こんにちは。LayerX バクラク事業部 申請・経費精算チーム エンジニアの @minako-ph です。ニホンザルYouTuberにハマって3年が経とうとしています。 この記事はLayerXテックアドカレ2023の17日目の記事です。 前回は @yu-ya4 さんが書いてくれてます(本日公開予定!)。 次回は @shota_tech さんが担当します。 今回は、Notionでスプリントのあれこれをダッシュボードで可視化する過程を紹介します。 背景 弊社では全社的に Notion というサービスを利用しています。 私が所属する申請・経費精算チームでは、スクラムを利用した開発スタイルを採用しており、スプリント管理におけるNotionの運用に以下のような課題が発生していました。 状態 スプリントタスクDBの各タスクにマルチセレクトでスプリントを選択している スプリントタスクDBの各タスクに見積
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