ソフトバンクの近藤健介外野手(30)が、自身初の本塁打王(26本)と打点王(87打点)の2冠に加え、3度目の最高出塁率(4割3分1厘)のタイトルを獲得した。 【2023年】最終戦9分の1の悪夢 近藤は複数球団による大争奪戦の末、日本ハムから国内FA権を行使して、ソフトバンク入り。3月のワWBCでも2番打者として大活躍し世界一に貢献すると、チームでもプロ12年目で初の全試合出場を果たすなど移籍初年度から欠かせない存在となった。 本塁打は2021年の11本を大きく上回る26本。打点もキャリアハイを更新した。「ホームラン王も打点王もまさか、という感じ」と振り返った。 ただ、偶然の産物ではなく、これまでの取り組みがタイトルにまでつながった。「シーズンを通して長打率5割を目標にしてきた(今季5割2分8厘)。そこが一番自分の課題でもあった。2、3年をかけてやってきたことだったので、それをクリアできたの
◆ 近藤健介の移籍に伴い新天地へ ソフトバンクは10日、FAで獲得した近藤健介選手(29)の補償として、田中正義投手(28)が日本ハムに移籍することを発表した。 田中は創価高から創価大を経て、2016年のドラフト会議で日本ハムも含む5球団競合の末、ソフトバンクに1位入団。世代屈指の本格派右腕として活躍を期待されてきたが、昨季まで通算34試合(36回)にリリーフ登板し、0勝1敗2ホールド、防御率4.25の成績。度重なる故障に悩まされた影響もあり、一軍の舞台で才能を発揮しきれずにいた。 移籍の知らせを受けた田中は、「連絡を受け正直驚きましたし、まだ心の整理はついていませんが、日本ハムに戦力として選んで頂き光栄に思っています」とソフトバンク球団を通じてコメント。 「ホークスの皆さんには、なかなか結果が出ない僕をこれまで支えて頂き、本当に感謝しています。寂しい気持ちはありますが、新天地のマウンドを
ソフトバンクは11日、近藤健介外野手(29)のフリーエージェント(FA)移籍に伴い、FA規約に定める選手補償で、田中正義投手(28)が日本ハムに移籍することを発表した。 【写真】5年前に対談した田中正義と佐々木千隼。田中は「共戦!」とエール 田中正は創価大から16年ドラフト1位でソフトバンク入団。日本ハムなど5球団が競合したが、昨季までの在籍6年間で思う結果を残せず。34試合、0勝1敗、防御率4・25。22年シーズン開幕前のオフには千賀、石川らと合同自主トレに参加するなど、再起を狙っていた。昨秋のキャンプでも今季の先発ローテーション入りをかけて、アピールを続けてきたが新天地でプロ1勝を目指す戦いが始まった。 田中正は球団を通じてコメントを出した。 「連絡を受け、正直驚きましたし、まだ心の整理はついてませんが、日本ハムに戦力として選んでいただき、光栄に思っています。ホークスの皆さんには、なか
パ5球団での争奪戦を制す ソフトバンクは12日、海外FA権を行使していた近藤健介選手(29)の入団を発表。背番号は「3」に決定した。 近藤は横浜高から2011年のドラフト4位で日本ハムに入団。2015年に129試合の出場で打率.326と頭角を現し、これまで11年間の通算打率は.307。球界屈指のアベレージヒッターへと成長を遂げた。 今季も出場数は99試合に留まったものの、打率.302に出塁率.418をマーク。肉離れなどの故障に苦しみながらも、しっかりと自身の持ち味を発揮している。 オフには海外FA権の行使を表明し、残留を要請した日本ハムのほかにオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテが獲得の意思を表明。パ・リーグ5球団の争奪戦となった末、今季あと一歩のところで優勝を逃したソフトバンクがこの争いを制した。
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