米、大麻の規制緩和へ 「解熱剤並み」に分類変更―報道 時事通信 外信部2024年05月01日05時35分配信 大麻を吸う男性=4月20日、ニューヨーク(AFP時事) 【ワシントン時事】米NBCテレビは30日、麻薬取締局(DEA)が大麻を危険性の低い薬物に分類変更する方針だと報じた。米国では既に多くの州で大麻が合法化されているが、連邦政府も規制緩和に乗り出すことになり、NBCは「歴史的な一歩」だと伝えている。 昨年の大麻検挙者、最多6482人 初めて覚醒剤上回る―警察庁 DEAは薬物などを乱用の危険性に応じ、五つのカテゴリーに分類。現在、大麻はヘロインや合成麻薬「LSD」などと同じ、乱用の可能性が最も高い「1類」に指定されている。 報道によると、DEAはこれを一部の解熱鎮痛剤やステロイドなどと同じ「3類」に変更する見通しだ。発表後には異議申し立てを受け付ける期間を設けるが、最終的に分類変更が