カイロ(CNN) エジプトで1月28日から行方不明になっていた米インターネット検索大手グーグルの幹部、ワエル・ゴニム氏が7日解放された。 グーグルは現地時間の午後8時すぎ、ツイッターで「ワエル・ゴニム氏が釈放された」と発表。ゴニム氏も同じころ、自身のアカウントで「自由は戦うに値するものだ」「私が今日出られたのはホサム・バドラウィ氏のおかげだ」とつぶやいた。バドラウィ氏は与党国民民主党(NDP)の事務局長に就任した人物。 ゴニム氏は釈放後、同国のドリームTVに出演。拘束された時の様子について、午前1時ごろにタクシーをつかまえようとしていたところ、「突然、4人に取り囲まれて拉致された。『助けてくれ』と叫んだが、相手は治安部隊だと分かっていた」と振り返った。 ゴニム氏はまた、反政府デモを組織しているフェイスブックのページに自分がかかわっていたことも打ち明け、「われわれはこの政治体制を打倒しなけれ