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ブックマーク / modernfart.jp (5)

  • modern fart | お正月

    お正月 この際はっきりさせておきたいのだが、お正月は1月いっぱいのことである。 松の内が7日までなのか15日までなのかとは関係ない。 20日までを「骨正月」と呼ぶのは美しすぎて震えがくるほどのような気がしたが窓が開けっぱなしであることが原因のような気がしてならない。 だがしかし、私がここで言いたいのはつまりお正月は1月まるまるいっぱいのことを指すのであり、お正月をどのように過ごされるのですかと聞かれれば「お正月をどのよ」あたりですかさず「寝正月です!」と叫んでその場で寝たいのでいまもこうしてパジャマで過ごしているわけでそうした思想が反映した結果が着る毛布の売れ行きに反映しているのであると思う。だからどうどうと寝ていい。寝よう!お正月じゃないか! ここまで書いたところで、この「日記まんじゅう」なる投稿が、モダンファートのローンチ以来2回めだということに気づき失禁しそうなくらいトイレにいくのが

    todotaro
    todotaro 2013/01/13
    読んでいたら、ログインのバカチン市国を思い出した。
  • modern fart | 歌のしくみ 第三回 青春のしずめ方

    すーすーしーしー。 こんにちは。細馬です。前回、サ行の話を書いてからというもの、どうもサ行の音が気になってしまい、ときどき、すーとかしーとか口にしてはハテナと首をかしげているのです。もしかして読んだみなさんもそうだったりするでしょうか。 どうも、同じサ行でも「し」はちょっと違います。 それもそのはず、サスセソとシでは、そもそも発音が違います。サスセソは歯と歯の間から音を出す、つまり「S」音で始まりますが、シは舌を口の上のほう(上口蓋)に近づけてそこで摩擦を起こす、つまり「SH」で始まります。当然響きも違います。試しに声をふるわさずに、ナイショのひそひそ声で「すーしー!すーしー!」と言ってみて下さい。「すー」はちょっとつつましく、一方「しー」の方は大きく、遠くまで響きますよね。 というわけで、今回はこの「し」、しずかに!の「し」、しーんの「し」、その始まりである「SH」の歌の話です。

    todotaro
    todotaro 2013/01/05
    本文とまったく関係ないのだが、SH 音で思い出すのは、落語『帯久』や『次の御用日』などに出てくる警蹕(けいひつ)の声。「しぃ~~っ!」
  • modern fart | 歌のしくみ 第二回「やさしさは成就する」

    こんにちは。細馬です。 前回はいきなりボサノヴァだったのですが、今回は多くの人になじみのある曲をとり上げようと思います。それは荒井由実の「やさしさに包まれたなら」です。 シンガーソングライター、つまり、詞と曲と歌を一人で作る人の身の上には、どんなことが起こっているでしょう。もちろん、人や作品によって、詞だけが先にできたり曲だけが先にできたりするでしょうから、作品のできる過程は少しずつ違う。でも、たぶん、一つ共通することがあります。それは曲ができあがる前に、その人はきっとできかけの歌を、何度も口ずさみ、少しずつ細部を変えていくだろう、ということです。 誰かが作った詞や曲を、歌手が自分の判断で勝手に変えるというのは、なかなか難しいことです。でも、シンガーソングライターなら、人前で歌うまでが(あるいはレコーディングが終わるまでが)、歌作りになります。ことばのてにをはを変えたり、単語を入れ替え

    todotaro
    todotaro 2012/11/12
    二回目も素晴らしい内容。この文章が「やさしさに包まれたなら」を超えているような気がする、と言ったら筆者の方が怒るかもしれないが、とにかく音楽への濃やかな愛情が感じられる。それがやさしさか。
  • modern fart | 歌のしくみ 第1回「サンバがサンバであるからには」

    ある時は大学で身体動作の研究者。ある時はバンド「かえる目」のボーカリスト。 またある時はえーとパノラマや立体視や絵はがきについてめちゃくちゃ詳しいおっさん! かえるさん=細馬宏通さんの待望の連載です! 歌のしくみ 第1回「サンバがサンバであるからには」 こんにちは。細馬といいます。 人の動作のことを考えたり、歌をつくってたりしています。 動作のことを考えるときも歌のことを考えるときも、そのしくみのことが気になっています。動作や歌は、機械とは違って、空間の中に最初からすべてがどんとあるわけではない。時間の中にさっと現れて、ふくらみ、しぼみ、形を変えていきます。わたしたちは、動作や歌があたかも空間の中に線や面や立体を掃いていくように感じます。が、それは、わたしたちが、少し前の時間にあったことを覚えていたり、いまある形から次の形を予想することで、消えてしまったこと、まだ現れていないことを、まるで

    modern fart | 歌のしくみ 第1回「サンバがサンバであるからには」
    todotaro
    todotaro 2012/10/29
    まったく知らない分野のことだけれども、すごい考察。この文章にも高揚感がある。
  • modern fart | なんとか先生のマンガが読めるのはモダンファートだけ!

    べることに関してはやたらとフットワークの軽い、飢えた珍獣”みもっと”は能の赴くままおいしみを研究する毎日を送っていたが、溢れ出るおいしみ愛にニヤニヤしているうち、微笑みの国タイに住むことになった。(バンコクにて1年のおいしみ研究をしたのち先日無事帰国。)そんな珍獣”みもっと”が今回”おいしみ研究家”となり、タイで発見した様々な「おいしみ」とそれにまつわる興味深い「み」を紹介していく。 ( 第1回から読む ) なまぐさみ みもっとだよ~。日々おいしみを研究してるいしん坊です。 タイと言ってまず思い浮かぶ調味料はナンプラーだよね。ナンプラー知らない? それじゃあちょっとさ、鼻の下にツバつけてこすってみ?…くさいから。(今試した人はこころの綺麗な人です)そう、それがだいたいナンプラーのニオイです。だいたいね。 ナンプラーというのは魚醤。魚のうまみとなまぐさみが溢れる調味料だよ。 タイではこ

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