米Sun Microsystemsは米国時間5月31日,安定した営業利益の創出を目的とした経営改革策を発表した。中核技術への投資を強化する一方で,人員削減や研究開発の縮小などによりコスト削減を目指す。 Sun社は今後6カ月で,全従業員の11~13%に相当する4000~5000人を解雇する。また,カリフォルニア州ニューアークのキャンパスを売却するほか,現在リースしているカリフォルニア州サニーベールの施設から退去する。 同社はこれらの取り組みにより,2007会計年度第4四半期(2007年4~6月期)までに年間4億8000万~5億9000万ドルのコスト削減を見込んでいる。なお同社は今後数四半期の間に,リストラ関連費用として3億4000万ドル~5億ドルを計上する予定。 また同社は,今後の業績に関して以下の目標を掲げている。 ・2007年4~6月期の営業利益として,売上高の4%以上(リストラ関連費用