ウクライナ向けの天然ガス、ロシアが供給停止(1/2ページ)2009年1月1日18時7分印刷ソーシャルブックマーク 【モスクワ=星井麻紀】ロシアがウクライナに供給する天然ガスの支払いを巡る問題で、両国間の交渉が決裂し、ロシアの政府系天然ガス独占企業「ガスプロム」は1日、ウクライナ向け天然ガス供給を停止した。同社はウクライナ経由の欧州向け天然ガスは継続して供給すると強調するが、供給量に影響が出る可能性もある。ロシアがウクライナ向け天然ガスを停止するのは06年に続き2度目。 インタファクス通信などによると、08年の契約が終わった1日午前10時(日本時間同日午後4時)から、ウクライナ向け供給を停止した。 両国の交渉は昨年12月31日夜までモスクワで続いていたが、ウクライナ側がロシアの提示する09年の天然ガス供給価格を受け入れず、交渉を切り上げて帰国した。ガスプロムのミレル社長は同日の記者会見で、「