目次 (その1) まえがき フェルマー点が最短経路を与える証明 水平支柱が四本である場合 水平支柱が六本である場合 (その2) 正五角形のシュタイナー木 正五角形を外心と頂点で分割した三角形のシュタイナー木 (その3) 正五角形の第三の例 正六角形の二種類のシュタイナー木 スポンサーリンク 正五角形の第三の例 ようやく「その1」冒頭で述べた形状の導出に入る。 正五角形の各辺、および頂点と中心(外心)を結ぶ線分によって構成される5つの二等辺三角形について、下図のように三角形一つと、三角形二つを組み合わせた四角形に着目し、それぞれのシュタイナー木を組み合わせるのだ。 上図右側の三角形(背景を黄色で着色)については、前回「その2」の考察と同じなので省略する。 左側の三角形2つを組み合わせた四角形(背景を薄桃色で着色)につきシュタイナー木を構成してみる。 正五角形の一辺の長さを1とし、二辺が交わる