18歳の新鋭、永瀬拓矢四段がNHK杯本戦初登場。振り飛車党で、特に三間飛車を得意としており、大山十五世名人を彷彿とさせる受けが評判を呼んでいる。また、プロになる前は将棋倶楽部24で3000点超えの強豪として知られていた。(今もたまに指しているようだ)。大和証券杯で羽生名人を破った菅井竜也四段もそうだが、小学生時代からネット将棋に触れ強くなった棋士の1人である。 対戦相手は大豪、佐藤康光九段。昨年度B級1組に落ちていたため今回は久々の1回戦からの登場だ。 なんと、この対局二度千日手となった。これはNHK杯史上初とのこと。 永瀬四段は千日手が多く全対局の約1割が千日手、しかも千日手指し直し局で負けたことがないという珍記録を持っている。何日か前のTwitterでネット中継記者の八雲記者が以下のような呟きを流していた。 昨日の西川-永瀬戦は、千日手指し直しの末、永瀬四段の勝ち。連勝記録を16に伸ば