こんにちは。非日常クリエイターの堀元です。 電通社員の高橋まつりさんが過労自殺した日から、ちょうど一年ほどが経過しました。 2016年のとにかく大きなトピックだった電通自殺問題ですが、僕は今までこの問題について文章にしてきませんでした。 なぜなら、自分の中であんまり腑に落ちてなかったからです。考えても考えてもこの問題の正体がピンと来なかった。 で、2016年も終わろうかという本日、やっと文章にできるくらい整理がついたので書いてみます。 結論から言えば「電通がブラックなのは何も問題じゃなくて、成功を手放せないエリートの存在が問題である」みたいな話をします。 皆がごちゃごちゃ言ってるのは表面的な問題 電通の労働環境問題が取り沙汰されて、色んな意見が出ました。 申し訳ないのだけれど、こういう批判は全部表面的な話でしかないと思いました。問題の本質はもっと違うところにあるんだろうな、と思ったのです。
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