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小林秀雄に関するA13のブックマーク (11)

  • ネットで試聴できる小林秀雄講演集「信ずることと考えること」

    via 空想ラビュリントスのブックマーク 昭和最強の批評家 小林秀雄のすばらしい講演音源がimeemで聴けるよ itunesかAmazonとおしてダウンロードで買えるみたい 最近CDが出たものの、長くカセット販売のみであって、自分もちょぼちょぼ揃えてました これメッチャクチャ面白いのよ いやマジで ここにも貼っておいたけど、初めての方には「信ずることと考えること」をおすすめ ユリ・ゲラーの話から経験科学、インテリゲンチャの批判にうつるうちにだんだんはなしが盛り上がってくる 「信じるってことは責任をとることです 僕は間違って信じるかもしれませんよ 万人のごとく考えないんだからね僕は 僕流に考えるんですから勿論僕は間違います でも責任はとります それが信ずることなんです だから信ずるという力を失うと、人間は責任をとらなくなるんです そうすると人間は、集団的になるんです 会がほしくなるんです 自

    ネットで試聴できる小林秀雄講演集「信ずることと考えること」
  • [書評]小林秀雄の恵み(橋本治): 極東ブログ

    治は直感から質をさらっと言ってのける頭の良さをもった人で、その直感から言い切りまでのプロセスを文章にするため冗長な印象もあるが、出てきた表明はコピーライティングのようにわかりやすいし、白黒つけやすい明快さがある。小林秀雄も直感から表出のプロセスを迂回して語る癖があり、表出も短く刈り込まれているため「人生の鍛錬 小林秀雄の言葉」(参照)のように断片的に理解しやすいところがある。だがそんなものは無意味で、依然小林秀雄の文学の全体を読めばその表明は白黒つけがたく明晰さには迷路の複雑さがある。体力というのでもないのだが思念の持久力のようなものがないととても読み切れない。 思念の持久力というものがどのようなのかというのは、「極東ブログ: [書評]小林秀雄の流儀(山七平)」(参照)で触れた山の論考が参考になるだろう。小林がどれほど聖書を読み抜き、パウロを心に秘めていたか、そこを読み解くことの

  • 小林秀雄のこと - finalventの日記

    ざっと読んだだけでコンテクストがよくわからないのだけど。 ⇒橋治「小林秀雄の恵み」(2) - 日々平安録 こちらはスキーマティックなので理解しやすい⇒橋治「小林秀雄の恵み」(1) - 日々平安録 まあ、ただ、少し離れて、いわゆる小林と宣長のことということで、ちょこし。 以前にも書いたけど。 小林秀雄という人は、ちょっと私の強引な視点だけど、基的に西洋の枠組みでいえば神学をやった人。それを「身の丈」とか、「日常」とかいうため誤解される。けど、それは、いわゆる日常ではなく、近代合理主義や科学主義みたいにな世界観に対応している、人間の常識に潜む神学的信念の由来、根拠みたいなものであって、ある意味、フッサールの還元に近いものだ。またフッサールによる科学批判にも近い。 で、根幹には神秘的実在の明瞭な感覚があり、それは、実は小林の初期から一貫して流れている。 この問題は初期には女と罪の関係に表現

  • 小林秀雄は難しいか。否 | ロックンロール・ブック2

    小林秀雄の文章は難しいと言われるが、これは、人も語っているように、人生自体が難しいからだ。易しく言えないのか、という妹の質問には、「無理だね」と即答している。自分は難しい人生を書いているから、そりゃその文章も難しくなる。俺は分かり易く伝えようとはしているが、分かり易く解釈はしない。簡単なことを難しく書くのは単なる虚栄だが、難しいことを書いて、それが難しくなるのは仕様がないことだ。そういう意味のことを小林秀雄は言っている。 難しい人生を易しく分かりたいということは、難しい人生を自分の分かりたいようにでっち上げるということだ。小林秀雄が嫌い抜いた、イデオロギーや何々主義といった様々なる意匠というやつは、微妙で曖昧だが確かな真実を、自分に都合のよいように解釈して、結局まったく違うものとして作り変えてしまう。小林の仕事は、易しく解釈され、ある意味、矮小化された真実を、来の難しい姿に戻す作業なの

    小林秀雄は難しいか。否 | ロックンロール・ブック2
  • うーむ、読んでないのでなんとも言えないのが原則だが、小林秀雄の言葉ですかぁ - finalventの日記

    これ⇒「 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉: : 新潮社」 日の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄----。厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。人間が人間らしく、日人が日人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。八十年の生涯の膨大な作品の中から選り抜いた、魂の言葉416。 まじーなっていう伊予柑。 小林秀雄の名言というのはあるんだけどね、それはいちおうコンテクストを全部理解してサマリーとして記憶に残すならいいけど、名言だけ残しちゃうとまじーな、と。 若い人向けならこれがいいんだけど。 これ⇒「 兄小林秀雄との対話―人生について (1968年): : 小林 秀雄,高見沢 潤子」 同じ⇒「 兄小林秀雄との対話―人生について (1970年): : 小林 秀雄,高見沢

    うーむ、読んでないのでなんとも言えないのが原則だが、小林秀雄の言葉ですかぁ - finalventの日記
  • 小林秀雄の読み方 - finalventの日記

    いわゆる近代批評の部分確立した小林秀雄というのは「モーツアルト」で終わりなんですよ。 あるいはその延長というか。「ゴッホの手紙」とかけっこうどうでもいい。 その意味ではこれが必読ですよ。 小林秀雄: 江藤 淳 小林が長谷川泰子関連のどたばたで自殺しようとした遺書まで含まれていて、そのあたりは圧巻です。よく小林がこれを公開したものだというか、このころ小林は江藤に賭けていた部分もあったのかと思う。 ただ、江藤のこの作品は、作品としてみると、けっこうとほほ。 この問題はこれとも関連。 これ⇒極東ブログ: [書評]中原中也との愛 ゆきてかへらぬ(長谷川泰子・村上護) で。 と、ちょっとウィキペディアを見たら苦笑⇒小林秀雄 (批評家) - Wikipedia 小林秀雄の真価はむしろ、ドストエフスキイ論から始まる。 これね⇒「 ドストエフスキイの生活: : 小林 秀雄」 これがどのくらいすごい問題を

    小林秀雄の読み方 - finalventの日記
  • オリエンタリズム - Everyday Life in Uptown Tokyo on Hatena

    先日、テレビで「ラスト・サムライ」を見た。 トム・クルーズが演じる主人公のネイサン・オールグレンは、南北戦争の英雄だが、その後、ネイティブ・アメリカンとの戦争を通じて彼らの勇敢さを尊敬するようになったが、それにもかかわらず彼らを虐殺したことに罪悪感を持ち続けている。アメリカにやってきた明治政府の参議である大村は、オールグレンを軍事顧問として雇う。大村は、大久保利通と大村益次郎を混ぜたような人物で、日の近代化を進める独裁的な権力者である。 オールグレンは来日し、農民を主体とし、近代的な銃器で武装された新政府軍を訓練する。訓練が不十分だった新政府軍を率い、渡辺謙が演じる勝元の軍勢と戦うことになる。勝元は、西郷隆盛と楠木正成を混ぜたような人物である。勝元の軍勢は、サムライスピリットに従い、銃を使わず、鎧に身を固め、刀と弓矢で戦う。訓練が不十分だった新政府軍は勝元の軍勢に蹴散らされ、オールグレン

    オリエンタリズム - Everyday Life in Uptown Tokyo on Hatena
  • Amazon.co.jp: 中原中也との愛 ゆきてかへらぬ (角川ソフィア文庫): 長谷川泰子 (著), 小林かいち(中塚玲子事務所) (イラスト), 田中淑恵 (デザイン), 村上護 (編集): 本

    Amazon.co.jp: 中原中也との愛 ゆきてかへらぬ (角川ソフィア文庫): 長谷川泰子 (著), 小林かいち(中塚玲子事務所) (イラスト), 田中淑恵 (デザイン), 村上護 (編集): 本
  • Amazon.co.jp: 小林/秀雄 (講談社文芸文庫): 江藤淳: 本

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  • 機内で小林秀雄の講演を聴く - My Life Between Silicon Valley and Japan

    昨夜、東京に入った。 今回の機内では、予めiPodに落としておいた小林秀雄講演集を6時間くらい聴きながら来た(講演の合間には深浦八段の名著「最前線物語2」を読んでいた)が、なんかあっと言う間のフライトでよかった。茂木健一郎さんの「脳と仮想」で、小林秀雄の講演について論じていたので思い切ってCDを買ってみたのだが、機内での長い時間を名講演を聞きながら過ごすというのはなかなか悪くない時間の使い方であった。 現代思想について―講義・質疑応答 (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第4巻) 作者: 小林秀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/01/01メディア: CD購入: 4人 クリック: 64回この商品を含むブログ (21件) を見る小林秀雄講演 第2巻―信ずることと考えること [新潮CD] (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 2巻) 作者: 小林秀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2

    機内で小林秀雄の講演を聴く - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • [書評]中原中也との愛 ゆきてかへらぬ(長谷川泰子・村上護): 極東ブログ

    昭和文壇の三角関係恋愛劇、中原中也、長谷川泰子、小林秀雄。そのピヴォット、長谷川泰子自身の語りによる一冊。私は小林秀雄の愛読者で、この劇にも強い関心をもっていたが、このは読み落としていた。一読、村上護の仕事がすばらしい。 今回読んだのは文庫による復刻。初版は一九七四年。オリジナル・タイトルは「ゆきてかへらぬ 中原中也との愛」、とこの文庫版の逆。そのまま愛がかへらぬという洒落に読める。なぜ今頃復刊といぶかしく思ったが、文庫の最終ページに新編中原中也全集の広告、「生誕90年・没後60年を期して30年ぶりに全面改訂の全集!」とあり、その祭の一環なのだろう。 一読して面白かった。なぜ今まで読まなかったのか悔やまれたかというと、そうでもない。五十歳にも近い自分にしてみると、もう彼らの二十代の惨劇は、「ああそういふものか」と見える部分もあるし、今の自分にしてみると三十歳くらいの女はかわゆく見える。

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