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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (6)

  • “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠

    コンサルの面接で「74冊読みました」と言ったら「それは何がすごいの?」と返された - ミームの死骸を待ちながら リンク先の記事はコンサルタントの採用面接の体験談らしいが、巧い質問する面接官だなーと舌を巻いた。もし自分が面接官になったら、こういう意味深な質問を繰り出したいものだ。 就職面接であれ、受験面接であれ、面接官は限られた時間のなかで、対象者が合格に値する人物なのかをスクリーニングしなければならない。“モノになりそうな奴”を合格させ、“使えそうにない奴”を足切りするという重大な作業にかかわらず、与えられる時間はたった数十分。しかも、面接官に少しでも良い印象を与えるべく、対象者はなにがしかの嘘や誇張を交えてくるという前提で面接しなければならない*1。 このため、面接官がそれなりの信頼度でチェックできる情報というのは、意外と限られているし、そういう情報は「対象者が言葉に出して喋った内容その

    “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠
  • “空気”に依存してませんか? - シロクマの屑籠

    あなたは“空気”に依存してませんか? もちろんここで言う“空気”は、「空気読め」「KY」などと言われる、アレである。複数の人間が集まった時に自然と作り出され、あたかも場にいる人達の総意のように振る舞い、逆らうことに一定の抵抗感を覚えるような、あの雰囲気のことだ。 「逆らい難い空気だった。」 「空気がそうだったんだから、従うしかなかった。」 自分にとって望ましくない選択を不承不承選ぶ時や、何かを我慢せざるを得ない時には、あなたは「空気」を悪し様に呪う。自分は悪くないが空気を読むしかなかった、と。しかし、誰かに望ましくない選択を押し付けるときや、何かを禁止する時には、こうも思うのだ。 「お前、空気読めよ。」 「あいつ、空気読めないやつだな。」 しかし、空気を呪う場合であれ、空気を押し付けるのであれ、空気ってのは便利だ。何でもかんでも空気のせいに出来るからだ。悪いのは常に空気で、責任があるのも常

    “空気”に依存してませんか? - シロクマの屑籠
  • 優越感ゲームに動員されるiPodと音楽 - シロクマの屑籠

    iPodやウォークマンは、いつでもどこでも音楽を聴くことができるアイテムとして流通した。これらの商品さえ用いれば、「周りの人に気づかれずに」こっそりと自分だけの音楽空間を作り上げることができる(当たり前なんだけど)。この、独り音楽空間を用いれば、周りの人達に抑圧されている*1状況に際して、自らのメンタリティを抑圧から切り離して優越感ゲームに耽ることができる。 このアイデアを再確認する機会を与えてくださったのは、隣の席に座るひとびと - 古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」という記事だった。[妄想]というタグが張ってあるので、実話ではないのかもしれないが、非常にリアリティのある物語だ。自分の能力や価値観が評価されることのない状況で汲々としている人も、iPodさえ用いれば「お前らには俺のこういう音楽を理解することができないんだろうな」と優越感に浸りながら自分の世界に没

    優越感ゲームに動員されるiPodと音楽 - シロクマの屑籠
    A13
    A13 2007/11/24
  • 対話しながらこっそり相手の外堀を埋める計 - シロクマの屑籠

    北極戦術。表面的には誠実に議論を試みつつも、それが上手くいかないことを前提として最も効果的に相手に墓穴を掘ってもらう、または外堀を埋めさせていただく計。 自らの主張と対象の主張とのい違いについて言及し、見解の相違を明らかにしたり、すり合わせられるべき誤解を説いていく作業は、建設的な対話においては必要なプロセスといえるだろう。しかし、やっていくうちに、どうやらすり合せようにもどうにもならなかったり、見解の相違を対話対象が許容してくれないと分かってきた場合には、ちょっと戦術が変ってくる。 その場合、誠実な議論はむしろ陽動になる。議論を精一杯遂行しつつも、相手が議論可能な相手ではないことを例証するような、第三者からみて、相手の討論能力や見解相違許容能力の限界ががはっきりとみえるようにこっそりと誘導をかける。だからと言って議論には一切手を抜いてはいけない....そんなことをすれば今度はこちらが第

    対話しながらこっそり相手の外堀を埋める計 - シロクマの屑籠
  • 感情をこき使って摩耗する現代人(感情炭坑労働・情報公害、とでも喩えたくなるような) - シロクマの屑籠

    世界史の資料集を眺めていると、イギリスで第二次産業がいよいよ発展しはじめた頃の挿絵として「炭坑で働く子ども」の絵が出てくる。四つんばいになって、真っ黒になった子どもが石炭トロッコを牽いている絵だ。過剰な肉体労働と過小な栄養補給や休息、そして劣悪な環境の故に、彼らは早くにして命を落としたという。あと、日の紡績工場の女工さんの話とか。『ああ野麦峠』などが有名だ。現代の私達は「これはひどい」と思いながら第二次産業で酷使・搾取される人達を眺めやる。 翻って第三次産業がいよいよ発展してきている現代。 ここまで書けば勘の良い人は気付くだろうが、かつて第二次産業において起こっていたことに類似した現象が、より広くより深く第三次産業において起こってきているんじゃないか、と私は思ってしまうわけだ。そしてこの場合、酷使されて壊れるのは肉体ではなく、(情動・メンタル・情報処理なども含めた)中枢神経のほうだ。 肉

    感情をこき使って摩耗する現代人(感情炭坑労働・情報公害、とでも喩えたくなるような) - シロクマの屑籠
  • id:ululunさんには因果が回ってきたんですよ - シロクマの屑籠

    はてな界隈には、id:ululunさんという人物が存在している。彼のテキストがどのぐらい沢山の読者に読まれているのか、またどのぐらい沢山の着想をプレゼントしているのかは知らないが、ただ一つ、沢山の被ブックマークを集めている『煩悩是道場』というブログの持ち主だ、という所までは知っている。 この、被ブックマークの鬼とも言うべき人物の周辺がざわ…ざわ…となったのは以下の流れ、である。 http://d.hatena.ne.jp/ululun/20070128/1169954241 http://d.hatena.ne.jp/ululun/20070129/1170069819 http://d.hatena.ne.jp/ululun/20070130/1170123378 この流れをどう分析するかは人それぞれだろうが、「あなたのエントリによって私だって傷ついているんだぞ!わかってんのか!」という

    id:ululunさんには因果が回ってきたんですよ - シロクマの屑籠
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