自民党の大島理森幹事長は24日、水戸市で講演し、国会開会式での天皇陛下の「お言葉」を巡る岡田克也外相の発言について、「陛下のお言葉にまで触れるとは何事か。うぬぼれ以外の何ものでもない」と批判した。沖縄県の米軍普天間飛行場の県外移設を断念する意向を表明したことにも、「岡田さんの発言はかなりぶれている」と指摘。26日召集の臨時国会でも追及していく考えだ。 大島氏は八ツ場(やんば)ダム問題にも触れ、「マニフェストに書いてあるから止めるのでは心のない政治だ。数とマニフェスト独裁の政治が動いている」と述べた。