フォントの知的財産性について - It's Not About the IP
フォント（タイプフェイス）は著作権法でいう著作物にはあたらないというのが判例、通説だというのは知財人にはそれなりに有名な話なのですが、だからといってフォントを知的財産として保護しなくて良いわけではない。フォントについての話題を最近ちらちらとウェブでみかけていて、フォントの知的財産性についてそのうちちゃんと考えてみようと思っていて、さっき考えてみたので考えた範囲でまとめておくことにします。 結論をいっておくと、フォントをズバリ保護するのはいまんとこ不正競争防止法でしか無理ってことのようです。 なぜ問題になってるのか？ フォントの知財性について調べていると、「フォント」と「タイプフェイス」という言葉がでてきます。知財人にとってこのジャンルで有名な「モリサワタイプフェイス事件」というのがあります。この言葉を始めて聞いたときには、「フォント」ではなくて「タイプフェイス」であるところに漠然と古めかし
Morisawa Inc.
Nov.08,2022 TypeSquare announces its 2022 offering—a large-scale update that expands Latin font choices and Japanese design fonts read more Enhancing Society through Typography In 1924, Morisawa innovation turned the page on nearly half a millennium of movable type with the world’s first successful commercialization of a phototypesetter. In the 1980s, Morisawa became an early innovator in font dev
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