今年のモーターショーで、スズキが「これまでになかった全く新しい軽自動車」と、満を持して発表した「ハスラー」。だが、そのブランド名によって海外から失笑を買っているようだ。 【ポルノ雑誌や詐欺師を連想との指摘】 同社としては「ラフロードを軽やかに走る、活き活きと走る」イメージで社内公募によって決定したものだ。また、1969年に発売され人気だったオフロードバイク「TS250」の愛称「ハスラー」を流用することで、ターゲット顧客にアピールしていくことが狙いだったという。 しかし海外では、1974年に創刊されたアメリカの有名ポルノ雑誌「ハスラー」や、詐欺など不法な方法でお金を荒稼ぎするという意味を連想させるという。 【自動車業界に限らない、おかしな英語の製品名】 こうした事態は、「ハスラー」が初めてではない。これまでも、数多くの奇妙なネーミングで日本の製品が世界に発信されてきたとロイターは報じている。